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【記者会見全文】横浜FC加入、松井大輔の決断。「本当は欧州で引退したかった」「プロとしての全てを教わったカズさんともう一度」

カズさんとはどんな話をする?ポーランドと対戦する日本代表へのアドバイスは?

奥寺会長(左)は「引っ張ってくれとは言わない。やってきたことを見せてほしい」と、松井に期待を寄せた。(C)SAKANOWA

――今回のポーランド挑戦で得たものは?

ポーランドはすごく難しくて、海外にまた挑戦できて、本当はヨーロッパで最後までやって、引退したかったんですけれど、なかなかそんなに上手くはいかず………。でも行ったことに、自分では意味があったと思います。ポーランドと日本がワールドカップで対戦することが決まったり、人脈ができたり、ポーランド人の友達もできたり、あと戦術についても毎週ヨーロッパのサッカーを見られたことは財産になりました。ただ、ここに帰ってきてからは、J1に上がることだけしか考えていないので、そこに集中したいです。

――カズさんとどんな話をしたいですか?

今年初めて会いますが、とりあえず温泉(銭湯)に行ければと(笑)。そういう話になると思いますね。

――ロシア・ワールドカップでポーランドと対戦する日本代表へのアドバイスを。

ポーランドに、日本はぜひ勝ってほしいと思います。ポーランドの友達も、ポーランドが勝ったら俺たち強いだろって言ってこられるのが嫌なので。ぜひ、日本が強いところを、何がなんでも見せてほしいです。

――背番号35を選んだ理由は?

しょうもない理由ですが、3+5は、8ということで決めました。僕にとってラッキーナンバーが8なんです。あと、36歳なので、ひとつ若く見られたい気持ちもあります(笑)。

――どのようなプレーを見せていきたいですか?

昨年見ていて、横浜FCはすごくいいチームだと思いましたし、自分が入ったらJ1に上がれるチャンスがあると思いました。監督は様々な言葉に精通している方だということなので、いろいろなことを話しながら、チームのために貢献したいと思います。

――改めて目標を。

J1に昇格させることだけしか考えていません。求められるプレーをしつつ、いろんなことに挑戦していきたいです。

取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI

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