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ともに戦い、歩んできた塩田仁史から石川直宏へ――

石川直宏(FC東京/MF)

シオは同級生であり、良きライバル、良き仲間、そして尊敬してきた選手。まさかモニよりも先に引退するとは思わなかった(笑)

(将来は石川社長、茂庭専務、塩田常務…)それはどうかな?

 シオは同級生であり、良きライバルであり良き仲間、そして尊敬してきた選手。お互いの境遇を理解し合い、一緒にリハビリを乗り越えた時期もあった。いろんなことを一緒に考え、克服してきた。

 ああゆうヤツはなかなかいない。自分の想いをコントロールできて、状況に応じてストレートな想いを出して、周りに刺激を与えられる。今まさにあんな選手が、FC東京にいてくれたらなと思いますね。

 僕は、まさに最後のチャレンジを迎える。たくさんの人のサポートが僕の心を動かしてくれた。だからその声に応えて、僕ももう一度人の心を動かせるようなプレーを見せたい。そういった関係をピッチで示したい。

 僕からつなげるのは、モニでお願いします。もはや……切っても、切れない縁なんでしょうね。まさかアイツより早く引退するとは思わなかった(笑)。

(引退を伝えた時は)思ったよりあっさりしていましたね。『ま、そうか。しょうがないよな』って(笑)。モニはいまだに変化と進化をし続けている。12月2日のJ1の試合にはもちろん出てもらいたい。さらにその翌日の12月3日、FC東京U-23対C大阪U-23の試合があるので、そこで同じピッチに立てたらね、とは伝えています。

 モニがいるからこそ、俺がいる。それぐらい人生に欠かせなかった存在。小学生の選抜で、「うわ、デカいな」って驚かされた、背番号9を付けたDFのモニと対戦して以来の付き合いですからね……。FC東京で8年間、一緒にプレーできて。きっとまたどこかで一緒になると思います。

(例えばFC東京の石川社長、茂庭専務、塩田常務とか?)ハハハ、それはどうかな? まだ当分はお互いに刺激を与え続け、高めていきたい。モニは怪我に苦しんでいるみたいだけれど、とことん現役にこだわってやってもらいたい。もう一度、根性あるなって。これまでとは違う意地を見せ付けてほしいです。

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プロフィール

※2017年12月1日現在時点の情報

1981年5月12日生まれ、神奈川県横須賀市出身。横須賀シーガルスー横浜F・マリノスジュニアユースー横浜F・マリノスーFC東京。J1通算289試合・49得点、J2通算23試合・3得点、日本代表6試合・0得点。

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