Jリーガーが友達を紹介!

【Jの輪】玉田に育てられた大谷秀和。友達紹介はあの鹿島の天才肌

大谷秀和(柏レイソル/MF)

タマさん(玉田)より先に辞めるわけにはいきません。

高1のとき、柏のサテライトで出会い。

 タマ(玉田)さんは四つ年上で、サテライトチームの練習に参加させてもらった高校1年生のときに知り合いました。レイソルはトップとサテライトの練習が分かれていて、まだタマさんがブレイクする前でした。年齢も近いほうだったので、いろいろ面倒を見てもらいました。

 その頃の僕はトップ下とかでもプレーしていたんです。でもタマさんのプレーを見て『こりゃ違うな』って痛感させられて、ある意味、引導を渡されました(笑)。

 それからユースからトップに昇格したときには、もうすっかりブレイクしていました。ただ、嬉しかったです。やっぱりこういう高いスキルを持つ選手が、突き抜けていくんだと思わされました。

 まだプロになりたての僕にも変わらず接してくれて、二人で遠征先ではずっとゲームをしていたり、タマさんの家でもまたゲームをしていたり(笑)。ずーっと、ウイニングイレブンをしていました。(どっちが強かったの?)タマさんって、ことにしておきましょう(笑)。

 とても面倒見がよくて、いろいろな話も聞かせてもらいました。

 今も相変わらず、見ているだけで「いやぁ、巧いな」って唸らされます。タマさんのようなプレースタイルの選手って年齢を重ねても、キレもスピードがある。一体、何歳までやれるんだろう? だから僕もタマさんより先に辞めるわけにはいきませんね。

わがままなタイプは苦手。お互い、自分が、自分がってならない。

 次の友達ですか。(これまでのつながりを見て)うーん、あまりウケを狙ったような選手は選べませんね(笑)。

 あ、そうだ、大伍にしましょう、鹿島の西大伍で!

(何だか意外ですね)大伍は4、5年前、共通の友人を通じた食事の席で知り合いました。もちろん札幌、新潟でプレーしていたときから知っていたし、いい選手だと思っていましたが、膝を交えて話をしたのは初めてだったのに、すぐ意気投合しましたね。異なる世界の人と会うアグレッシブさがあり、独特の雰囲気も持っていて。

 そうそう、誕生日プレゼントをくれたりね。年下なのにいいヤツでしょ。

 鹿島が準優勝したクラブ・ワールドカップ(CWC)のあと、二人で食事に行ったこともありました。鹿島と柏のサッカーの話も、プライベートのことも、三十歳を超えての体との向き合い方も……いろんな話をして。

 プレーヤーとしても、とても好きなタイプ。今年の鹿島にはウッチー(内田篤人)が戻ってきたけど、大伍がチームを支えている部分が大きいと思います。ボールの落ち着けどころになって、周りの選手を上手く生かしながら、自分も生きるようなプレーをしている。言うなれば、ピッチの中でも、外でも賢い。

(チームのために戦える選手、二人にはそんな共通項を感じます)それはあるかもしれませんね。わがままなタイプはちょっと苦手(笑)。話していても、互いにあまり自分が、自分が、って感じにならない。大伍が年上の俺を立ててくれているのも、きっとあるけれど。

 優勝を何度も経験して、CWCでレアル・マドリーと対戦して、いつも堂々とプレーしている。そういう選手の話を聞くのは、年齢とか関係なく刺激になります。

 そうそう大伍、俺のあげたサングラス、使っているかな? 鹿島がリーグ優勝したときのお祝いでプレセントしたんですけれどね。

PROFILE イラスト・りおた 
イラストレーター。主にサッカー・プロ野球選手のイラストやグッズデザインなどを中心に手掛けている。『ダルビッシュコート×スポーツイラストレーターりおた展』2018.1/4〜1/28・5/3~5/5。湘南ベルマーレ公式LINEスタンプ・限定グッズ/UNIQLO(㈱マエダ商事・㈱エフエムエス)レノファ山口FC(㈱マエダ商事・周南市)/ボートレース徳山/冨士高圧CM/シティケーブル周南ぶ〜ちパラダイス/ホームカミング黒崎店 巨大壁画/雑誌・書籍イラスト多数

プロフィール

※2018年7月6日時点の情報

おおたに・ひでかず/1984年11月6日生まれ、千葉県流山市出身。174センチ・67キロ。初石SSC/流山FCー柏レイソルジュニアユースー柏レイソルユースー柏レイソル。J1通算340試合17得点、J2通算64試合3得点。2011年J1優勝、12年天皇杯優勝、13年ナビスコカップ優勝。

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