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【UAE戦採点・寸評】渡辺皓太、遠藤渓太、立田悠悟に最高評価「5」

【マン・オブ・ザ・マッチ=MOM】岩崎悠人(日本)

守備陣はサウジアラビア戦に続いて全員「4」以上の高評価。9月1日、決勝は日韓戦! 

[アジア大会 サッカー男子準決勝] U-21日本代表 1–0 U-23 UAE代表/2018年8月30日/インドネシア
得点者:日本=78分:上田

【選手採点│寸評】
※5段階評価。5が最高で、1が最低。採点対象は原則、出場20分以上。

※採点の見方
ポジション 
背番号 選手名(所属) 採点
【U-21日本代表】

GK
1 小島亨介(早稲田大) 4
23分に相手のピンチで咄嗟に足でボールを弾き出す。判断力と瞬発力の高さを見せた。

DF
7 原 輝綺(新潟) 4
高い位置まで素早く押し上げてチェック。空中戦でも体の大きな相手に競り勝っていた。

20 立田悠悟(清水) 5
開始5分に旗手につけた鋭い縦パスなど、ビルドアップ面でも貢献。最後まで相手に良い位置で起点を作らせなかった。試合を重ねるごとに「進化」している。

5 杉岡大暉(湘南)4
板倉滉の出場停止に伴い、サウジアラビア戦のウイングバックからストッパーで起用され、相手アタッカー陣を勝負どころでしっかり抑えた。

MF
11 遠藤渓太(横浜FM)5
左ウイングバックで出場し、サイドを何度も走り切ってチャンスメイク。クロスから決勝点につなげた。ゴールにつながる”チャンスのチャンス”を作り出している(今大会3度目)。守備面のオフザボールの貢献度を含め最高評価に。

6 初瀬 亮(G大阪) 2
FKのトリックプレーからゴールを脅かした。しかし今回も決定的な仕事に絡めず。逆サイドの遠藤と比べるとダイナミックさを欠き、何度か相手に主導権を握られた。

16 渡辺皓太(東京V)5 [MAN OF THE MATCH]
良い守備が、良い攻撃を生むという好循環を作り出す。決勝点の場面、遠藤のクロスからボールがクリアされて相手に渡った瞬間、スライディングで奪取。すぐ切り替えて上田につないだ。修正し実践に移す対応力の高さも示した。

17 神谷優太(愛媛)3
(▼82分)
何度か持ち味と言えるチームに推進力を与える攻め上がりを見せた。何度か危険なスペースを与えてしまったが、渡辺とのバランスも取れていた。

9 旗手怜央(順天堂大) 3
(▼64分)
打点の高い決定的な強烈ヘッドも決まらず……。せめて枠内には飛ばしたい。ただ、間違いなく”その瞬間”は近づいている。韓国との決勝戦で決めてくれそうな予感。

13 岩崎悠人(京都) 4
サウジアラビア戦に続くゴールは奪えなかったものの、相手に脅威を与え続けた。前田、旗手との連係も試合ごとに高まっている。

FW 
18 前田大然(松本) 4
プレッシングの始点となり、彼の動きに合わせて、周りもプレスのベクトルを向けられるようになってきた。決定的なヘディング弾を放つなど惜しかった。

▼途中出場
FW
15 上田綺世(法政大) 4(△64分)
訪れたワンチャンスをしっかり仕留めた。背後を突く動きなどUAEの大型DFを相手に翻弄した。

FW
14 松本泰志(広島) ―(△82分)
引きすぎず、高い位置からもプレスに行くなど、積極的な守備で相手の起点となりたがる選手に自由を与えなかった。

文:サカノワ編集グループ

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