共鳴する才能。南野と伊東の2戦連発とともに光った19歳CB冨安の堂々デビュー

2試合連続ゴール!パナマ戦で先制点を決めた南野拓実。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

「拓実のゴールで勢いに乗れた」と主将の青山。ただ試合終盤に伊東は負傷交代に…。

[キリンチャレンジカップ] 日本代表 3-0 パナマ代表/2018年10月12日/デンカビッグスワンスタジアム新潟

 日本代表が南野拓実と伊東純也の2試合連続ゴールと川又堅碁の「凱旋弾」で、パナマ代表に3-0の勝利を収めた。森保一監督の就任後2連勝で、いずれも無失点。日本はこのあと、16日に埼玉スタジアム2002でウルグアイ代表と対戦する。

 パナマは今年のロシア・ワールドカップ(W杯)に北中米カリブ海代表として初めて出場した、近年力をつける強豪国。主力の多くがアメリカのメジャーリーグサッカーでプレーしている。

 日本は立ち上がりから主導権を握って大迫勇也のポストプレーを生かして高い位置でボールを収めるものの、なかなかシュートまで持ち込めない。徐々にホンジュラスのパワーと個人技に押し込まれる場面も増え、拮抗した展開になっていった。

 迎えた42分、青山のインターセプトからの縦パスに、抜け出した南野が体を張ってDFをかわし、左足で冷静にシュートを沈める。RBザルツブルクで5シーズン目を迎える23歳が、森保ジャパン2試合連続ゴールで、先制点をもたらした。

 さらに65分、原口元気のダイアゴナルのパスから、一旦シュートを弾かれた伊東が再び押し込み、チーム2点目。コスタリカ戦ではジョーカーとして得点を決めていた伊東が、今回は先発でもしっかり一仕事した。ただ、そのあと負傷のため交代を余儀なくされたのは心配だ……。

 85分には新潟での凱旋試合となった川又堅碁が、途中出場から泥臭くねじ込んだかと思われたが、記録はオウンゴールで3点目に。これが試合を決定づける一撃となった。

 守っては19歳でA代表デビューを果たした冨安健洋と31歳の槙野智章のセンターバックコンビが最後まで集中を切らさず、一瞬の隙をうかがうパナマ2トップにほとんど仕事をさせなかった。2試合連続出場の佐々木翔、室屋成、青山敏弘、さらに新体制初陣の三竿健斗も堅実な守備を見せて、無失点に導いた。

 相手のコンディションが特に後半急激に落ちたのは確かだ。それでも危険の芽を摘みながら、効果的にゴールを奪っての勝利。主将の青山は試合後のインタビューで、「なかなかゴールに向かっていくプレーが難しく、拓実がいいゴールを決めてくれて勢いに乗れた。森保監督のサッカーを伝えていく役割を担っている。まず勝ちにこだりながら、もっと強い日本代表を作っていきたい」と語った。

文:サカノワ編集グループ

 

 

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