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【U-19日本代表 採点・寸評】 久保建英、斉藤光毅に最高点「5」、アタッカー陣は軒並み高評価

【MAN OF THE MATCH(マン・オブ・ザ・マッチ)】久保建英(日本)

藤本寛也のバランサーとしての能力も光る。

[U-19アジア選手権 GS1節] U-19日本代表 5-2 U-19北朝鮮代表/2018年10月19日/パカンサリ(インドネシア)

【選手採点│寸評】
※5段階評価。5が最高で、1が最低。0.5点刻み。
採点対象は原則、出場20分以上。

※採点の見方
ポジション 
背番号 選手名 採点

GK
12 谷 晃生(G大阪) 3
2失点はしたものの、悪い流れを食い止める好セーブも見せる。最後まで集中を保つ。

DF 
2 東 俊希(広島) 3 
失点に絡んでしまったものの、その後修正。後半のピンチでは、相手9番の決定的なシュートを身を挺してブロック!

4 橋岡大樹(浦和) 3.5
フィジカルで押してくる相手に全く動じず、空中戦ではポジショニングを取る一歩目の段階で駆け引きに勝っていた。DFリーダーとして周りをさらにコントロールしていきたい。

15 瀬古歩夢(C大阪) 2.5
相手の背中を押してPKを与えてしまった。そのあと、気落ちしている姿を周囲に見せてしまっていたのが気になった。

 菅原由勢(名古屋) 3.5
基本的には守備に軸足を置いて対応。状況に応じた周りとの距離感が修正できれば、攻撃参加の破壊力も増しそうだ。

MF
7 伊藤洋輝(磐田) 4
約30メートルのミドルをねじ込み、守備面では何度かスペースを突かれたものの対峙した相手には対人能力の高さを発揮した。

8 藤本寛也(東京V) 4
アンカー的に全体のバランスを保ちながら2ゴールの起点になる。頼もしい黒子役だ。

13 郷家友太(神戸) 3.5
次第に攻撃で存在感を示し、後半に入り、2本の決定的なシュートを放つ。宮代の4点目の起点にもなる。

18 斉藤光毅(横浜FC) 5 (▼76分)
久保とのコンビネーションから先制点を奪取。さらに伊藤のミドルももたらし、スペースを突く動きからその後も北朝鮮に脅威を与え続けた。

FW
9 久保建英(横浜FM) 5
(▼89分)【MAN OF THE MATCH】
一瞬の隙を見逃さず縦パスから斉藤光のゴールをアシスト。さらに今大会の行方を占うようなスーパーな直接FKで勝ち越し点をもたらした。4点目にも絡んだ。文句なしのMOM。

11  田川亨介(鳥栖) 3.5(▼63分)
体を張ってボールを収め、鋭く前を向いて前線のスペースを突くなど、結果的にその揺さぶりが相手にボディブロのように効いた。

交代選手
FW
20 宮代大聖(川崎ユース) 4 (△63分)
相手との1対1では巧みなステップからかわし、試合を決定づける4点目を奪取。技術の高さを見せつけた。

MF
10 安部裕葵(鹿島) 4
(△76分)
途中出場からポテンシャルの高さを示す一撃。センスの塊と言われるゆえんを短時間で見せつけた。

DF
22 三國ケネディエブス(青森山田高) ― 
(△89分)
最終ラインに入り、3バック(5バック)にして試合を引き締めた。195センチの高さはもちろん、上手さとスピードも兼ね備える。スケールがとにかく大きい。

取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI

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