洪水も起きた猛烈豪雨に「これこそアジア」。U-19日本代表がGS3連勝を誓う

イラク戦の前日練習。ランニングするU-19日本代表の(左から)久保、橋岡、荻原、田川、齊藤、石原。このときは雨は降っていなかったが…。(C)SAKANOWA

イラクの「個」をいかに食い止めるか。影山監督が抱負を語る。

[U-19アジア選手権 GS3節] 日本 – イラク/2018年10月25日/パカンサリ/インドネシア

 U-19日本代表が明日25日、グループステージ(GS)3連勝を懸けてU-19イラク代表と対戦する。試合前日に行われたボゴール市内での練習中には猛烈な豪雨が発生。練習場付近のボゴール市内では洪水も起きたという。

 日本はグループステージ2連勝で、すでに1位突破を確定させている。これまでの2試合から選手が入れ替えられることも予想される。そのなかで非公開の練習を終えた日本の影山雅永監督は、そばにいても声が通るかどうかという激しい雷雨の降るなかでメディアの質問に応じ、同時間帯に翌日のイラク戦(現地16時/日本18時開始)が行われるため、「これこそがアジア。その同じ条件の中で、相手を上回ることが求められる」と語った。

「我々がグループステージを突破していることは関係なく、明日本気で勝ちに来るイラクに対し、打ち負かしにいく。全力で勝ちに行きます」

 イラクはまだグループステージ突破の可能性を残しており、その”本気のイラク”に対して勝つと、影山監督は決意を示した。また、グループ内のライバルとも目されてきたイラク(現在1分1敗/3得点4失点で3位)の印象と対策について、次のように語った。

「個々の能力が非常に高いです。シュートのレベル、ボールを奪い取って出ていくところ、様々な面で能力の高い選手が揃っています。組織力を生かしながらも、個人個人のところで、まず負けない。そういったものを明日出していければと思います」

 そのようにイラクの「個」に、日本の「個」と「組織」で対抗することを強調した。取材対応中、さらに雨脚が強まると、影山監督はむしろそういった想定できないようなシチュエーションを歓迎した。

「(イラク戦が行われるのは)まさにこの時間帯で、起こりえます。ただ、これこそが、いろんな状況が起きても対応しようぜ、と言ってきたものが問われる部分です。雨だから、(ピッチが)ぐちゃぐちゃだからとか、全く関係ありません。その条件下で、相手を上回ること。タフさプラス冷静に、状況を考えたうえで相手がどんなことをしてくるのかを読み取る力が試され、そして戦いに勝つことが求められます」

 日本が準々決勝に勝ち進めば、UAE(アラブ首長国連邦)またはカタールと対戦する可能性が高い。このイラクに勝って、28日の準々決勝へさらに弾みを付けたいところだ。

取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI

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