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「すべて出し切った」長谷部誠フル出場のフランクフルトがバイエルンを上回り4位浮上

フランクフルトの長谷部誠。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

シャルケに快勝、怒涛の公式戦9試合負けなし(8勝1分)で猛チャージ!

[ブンデスリーガ 11節] フランクフルト 3-0 シャルケ/2018年11月11日/コンメルツバンクアレーナ

 アイントラハト・フランクフルトがブンデスリーガ11節、シャルケ04に3-0の勝利を収めて勝点20に伸ばし、バイエルン・ミュンヘン(5位)を上回り4位に順位を上げた。ヨーロッパリーグを含めた最近の公式戦は8勝1分、9試合負けなしと絶好調だ。

 このシャルケ戦、長谷部は3-4-1-2のリベロでフル出場。前節のハノーファー96戦で3-1の勝利を収めて復調の兆しを見せたシャルケを、見事無失点に抑えてみせた。ブンデスリーガでは前節のシュツットガルト戦(〇3-0)に続くクリーンシート達成だ。

 長谷部は試合後、クラブ公式ホームページで次のようにコメントしている。

「両チームともにいいプレーをしたと思います。シャルケはやりにくい相手。後半、僕たちは狙い通りのプレーをして、最終的には勝利を収めることができました。トレーニングでしてきたことを、しっかり示すことができました。力強さをより前に出して戦い、たくさん走り、全てを出し切りました」

 34歳の長谷部がリベロに固定されたあと、チームは巻き返しに成功。昨季のDFBカップ制覇が決してフロックでなかったことを印象付けている。ドイツに渡って11年目、今季5シーズン目を迎えるフランクフルターとして、これまでにない充実のときを迎えている。

文:サカノワ編集グループ

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