横浜FM加入の李忠成はキューバで年越し「子供とサッカーをしたら驚かれた」

浦和から横浜FMに加入した李忠成(中央)。(C)SAKANOWA

トリコロールの「20番」に袖を通し、新たなる航海に出る。

 浦和レッズから横浜F・マリノスに加入したFW李忠成が1月13日に日産グローバル本社で行われた新体制発表会で、2019シーズンのユニフォーム姿を披露。ホール内外に集まった1000人を超すサポーターの前で、「サッカーは『感動の瞬発力』を生むスポーツ。日本一の感動の瞬間をみんなで味わいましょう」と呼び掛けた。

 新加入選手が一人ひとりあいさつした際に、李は次のように語りかけた。

「僕はプロ生活16年目になりますが、こうして隣には1年目の選手たちもいて、すごく初々しくていいですね。

 16年やってきて、サッカー選手は本当に素晴らしい仕事だと実感しています。なぜなら、サッカーは『感動の瞬発力』と思っていて、瞬発的に感動を共有できるエンターテインメント、そんな素晴らしいスポーツだと思います。そこで日本一になる喜びが、最も好きな感動の瞬間です。

 横浜F・マリノスのサポーターの皆さん、そしてチームメイトと一緒に、日本一を取って感動を共有し合いたいです。僕も一生懸命走って頑張りますので、応援よろしくお願いします」

 ファンやサポーターのみんなに、日本一の喜びを提供するために闘う。その決意が伝わるあいさつだった。

 また、新加入選手に対する質問コーナーでの「年末年始はどのように過ごしましたか?」という問いに、李はキューバにいたと言い、「知り合いを通じて、今回、民泊を活用させてもらって、その雰囲気のいい家でサルサを踊りながら年を越しました」と明かした。

 1月でも気温25度前後という常夏の国で、快適な気候のなか過ごせたという。街中で少年とサッカーをする機会もあったそうで、「子どもたちとサッカーをしたら驚かれました」。

 日本の裏側に位置する、ある意味、最果ての地といえる国でスタートを切った2019年。その充電期間を経て、李は横浜FM入りを決断した。

 そしてこの日迎えた新体制発表会で、真新しいトリコロールの「20番」のユニフォームに袖を通して、新たなる航海に出た。視界は良好だ。

取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI

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