バルサ復帰報道の久保建英、観戦チャンスは「5月上旬」まで!?

FC東京の久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

トップチームでチャンスを掴むことを前提。ラグビーW杯のためホームの試合が前半戦に集中。

 スペインのスポーツ紙『ムンド・デポルティボ』が、バルセロナのカンテラ(下部組織)出身で現在FC東京に所属するMF久保建英について、今夏、バルセロナに復帰することで合意済みだと報じた。

 久保はバルセロナの下部組織でプレーしていたが、FIFA(国際サッカー連盟)の移籍と選手登録の規定に違反するとして、2015年に帰国し、FC東京U-15、U-18、トップチームに在籍してきた。6月4日に18歳の誕生日を迎えるため、そのあとの動向が注目されていた。

 同紙によると、久保がバルサへ復帰することで基本合意し、3部リーグに相当するバルセロナBでプレーする予定だという。

 では、もしもその移籍の噂が事実だとすれば、久保をいつまで日本(Jリーグ)で観戦できるのか。

 今季はラグビー・ワールドカップ開催により味の素スタジアムを使用できる期間が限られ、前半戦にホームゲームが集中している。また、久保は昨年のU-19アジア選手権で、U-19日本代表のエース格として活躍。コンディションやパフォーマンスを落とさなければ、今年5月25日にポーランドで開幕するU-20ワールドカップに、U-20日本代表として参戦する可能性が非常に高い。

 トップチームでの出場機会を掴むことが前提だが、リーグ戦、カップ戦で、久保をホームで観戦できるチャンスはさっそく前半戦に集中している状況だ。

 U-20ワールドカップに出場することを前提にすると、開幕する5月25日の約10日前から合宿のため不在になる。

 となるとそれまでに、最大でJ1リーグは5月12日の11節・ジュビロ磐田戦(ホーム)まで、そのうちホームは6試合。ルヴァンカップは5月8日の5節・ベガルタ仙台戦(ホーム※秩父宮)まで、そのうちホーム3試合(秩父含む)。リーグ&カップ戦で計16試合が組まれ、そのうち9試合がホームでの開催だ。

 また、U-20日本代表の海外キャンプが、3月17日から26日まで組まれている。この遠征に参加するようだと3月17日のホームでの4節・名古屋グランパス戦には出場できない。

 ホームであれば8~9試合出場のチャンスがある。 

 さらに、FC東京U-23が臨むJ3も5月5日の8節・C大阪U-23戦(ホーム※味フィ西が丘)まで出場の可能性がある。

 スペインの夏のマーケット解禁は7月に入ってから。U-20ワールドカップを戦い終えたあとも数試合、日本でプレーする機会があるかもしれない。ただ、その時期のことは、現状ではまったく分からないと言える。

 昨季の久保は横浜F・マリノスへの期限付き移籍で経験を積み、U-19アジア選手権では驚愕の直接FKを叩き込むなどU-20W杯出場権獲得に大きく貢献。そしてFC東京に復帰した今季は、トップチームでコンスタントに出場機会を掴むことが、まず目標にもなる。

 もちろん、現在はFC東京と契約を結んでいる立場であり、今シーズンを通じてプレーする可能性も、もちろんある。ただ、旅立つことを前提に考えると、久保のプレーを目の当たりにしておきたいのであれば、5月上旬までがチャンスだ。

文:サカノワ編集グループ

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