FC琉球がJ2初勝利!樋口監督「歴史的な一歩を勝点3で踏み出せた」

(C)SAKANOWA

鈴木孝司が2ゴール。福岡に一旦追い付かれたものの突き放す会心の勝利を収める。

[J2 1節] 琉球 3-1 福岡/2019年2月24日/タピック県総ひやごんスタジアム

 FC琉球がJ2昇格元年のホームでの開幕戦、アビスパ福岡に3-1の劇的かつ歴史的な勝利を収めた。

 今季ゼルビア町田FCから加入した鈴木孝司の23分のゴールで先制するものの、一旦追い付かれ、その後は福岡に攻め立てられた。

 それでも後半は徐々に琉球が再びペースを握り返す。迎えた72分、鈴木がPKを決めて勝ち越しに成功。さらに82分、小松駿太のシュートが富所悠に当たってコースが変わり、大きな3点目が決まった(記録は富所の得点に)。終わってみればシュート数11本対13本という撃ち合いを制し、ホームチームが3-1の勝利を収めた。

 J1昇格を目指す強豪の福岡からの勝利。今季就任した樋口靖洋監督は、次のように試合後のフラッシュインタビューで熱く語った。

「クラブとしてJ2のチャレンジが始まった歴史的な第一歩を、勝点3で踏み出せたことを率直に喜びたいです。選手たちは本当に、相手を恐れることなくピッチで勇気を持って戦い、それが勝点3につながりました」

 福岡に主導権を握られる時間に耐え、そこから再び琉球がペースを掴んでの勝利。樋口監督も「琉球スタイル」が通じるという安堵とともに確かな手応えを得ていた。

「前半は向こうにボールを握られてセカンドボールを拾えない時間ができたので、そこの距離感を詰めないといけないと伝えて、後半、ピッチへ選手たちを送り出しました。そこからしっかりと、自分たちがボールを握る時間を作れて、やりたいことはかなりできたと思います」

 次節は2008年に自身も率いた大宮アルディージャとの対戦になる。樋口監督は真正面から挑む覚悟だ。

「どのチームと対戦する時も、私たちはチャレンジャーです。今度は大宮という強固はディフェンスをするチームなので、そこに対して自分たちが時間を作って攻め勝つと、やはりそういうサッカーがしたいです」

 あいにくの雨天のなか訪れた7385人の観客の前で、琉球がカラーと可能性をしっかりと示してみせた。

 同じく昇格を果たした鹿児島ユナイテッドFCも徳島ヴォルティスに4-3と勝利を収めた。J3からの昇格組が、J2で旋風を巻き起こしてくれそうだ!

文:サカノワ編集グループ

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