背番号10のリベロ、札幌の宮澤裕樹が示す攻撃的スタンス。今週末は浦和戦!

札幌の主将も務める宮澤裕樹。(C)SAKANOWA

1点でも相手より多く取る。そのために――。

[J1 2節] 浦和 – 札幌/2019年3月2日/埼玉スタジアム2〇〇2

 北海道コンサドーレ札幌の背番号10をつける宮澤裕樹が今季開幕の湘南ベルマーレ戦、リベロで先発フル出場を果たした。

 ミハイロ・ペトロヴィッチ監督が就任した昨季序盤は3-4-2-1のボランチが主戦場だった。最終ラインから攻撃をしっかり組み立てたい指揮官は秋から、宮澤をリベロに固定。10月の代表活動の中断後には、その布陣で4勝2分1敗と安定した成績をもたらした。

 そして今季の開幕戦、宮澤はリベロとして登場。湘南の2列目、3列目からスペースを見つけては飛び込んでくるアタックを苦労しつつも止めながら、反撃の起点となった。

 しかし後半、さらに重圧を強めてきた相手に2失点……(スコアは0-2)。湘南の選手たちからは「札幌の運動量が急激に落ちた」と指摘されていた。

 ただ、宮澤は「だからこそ耐えなければ」と悔やんでいた。

「(後半に入り)相手が勢いよく来て、少し早い段階からオープンな展開になってしまいました。相手の推進力を途中からはモロに受けて、長いカウンターを食らうシーンが増えてしまいました。それを繰り返しているうちに、僕たちも攻撃を売りにしているだけに、後ろが耐えてチャンスを作っていければと思ったんですけれど、ちょっと耐え切れませんでした。そこはしっかり反省していきたいと思います」

 前半は札幌が迫力ある攻撃を繰り出したが、湘南のゴール前をこじ開けられなかった。そして逆に後半、推進力を強めた湘南を札幌が食い止め切れなかった。

 宮澤は修正点を挙げる。

「失点に関して言えば、しっかり攻撃しているなかで相手のチャンスを止めていかないといけない。自分たちが相手よりも点を取りに行く、というサッカーをしているので、もっと攻撃的な姿勢を出して、逆転できるまで持っていけるようにしたい。それができず残念でした」

 今週末の3月2日、再びアウェーで、ペトロヴィッチ監督が17年途中まで率いた浦和レッズと対戦する。相手も開幕戦で引き分けており、是が非でも勝利を目指してくる。しかし、ミシャスタイルの現在の「本家」として、負けるわけにはいかない。

文:サカノワ編集グループ

Posted by 塚越始

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