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伊藤翔2発、町田左SB、三竿初先発…ACL鹿島アウェーで収穫&勝点1

鹿島の山口一真も存在感を発揮!写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

開始19分で2ゴールも前半のうちに追い付かれる。

[ACL 2節]山東魯能 – 鹿島/2019年3月12日/済南五輪スタジアム

 アジアチャンピオンズリーグ(ACL)今季初のアウェーゲーム、鹿島アントラーズが伊藤翔の2ゴールで、ベルギー代表マルアン・フェライニの在籍する中国超級リーグの山東魯能に2-2と引き分けて、アウェーで勝点1を掴んだ。

 鹿島は開始10分にレア・シルバのスルーパスを受けて、さらに14分に右サイドバックの平戸太貴からのクロスから、伊藤翔が合わせて幸先よく2点を先取する。

 しかし、19分に今季公式戦初先発となった三竿健斗のハンドでPKを献上し、これを決められ1点差に。さらに41分、元イタリア代表FWペッレにこの日2点目を叩き込まれて同点とされた。

 後半、鹿島は安部裕葵、安西幸輝、土居聖真を投入。再び勝ち越しを狙ったもののゴールを決め切れない。試合終盤には相手に決定機を作られたが、犬飼智也が体を張って阻止。リードを守り切れなかったとも言えるが、このグループで最大のライバルと目される相手からアウェーで貴重な勝点1を持ち帰ることに成功した。

 また町田浩樹の左SB起用、三竿の先発復帰、そして伊藤の移籍後初の複数ゴール。山口一真や平戸、犬飼の奮闘も光るなど、いくつもの収穫も掴むことができた。鹿島は帰国後、17日にJ1リーグ4節、アウェーで北海道コンサドーレ札幌と対戦する。移動と敵地での戦いが続くが、5連戦の最後を勝利で飾り、勢いをつけたいところだ。

文:サカノワ編集グループ

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