FC東京サポーターから激励コール。名古屋MF米本拓司「勝って挨拶したかった」

古巣とのFC東京戦、味スタのピッチに立った名古屋の米本拓司(右)。左は東慶悟。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

「最後にジョーではなく、最初からジョーだった」と反省。

[J1 4節] FC東京 1-0 名古屋/2019年3月17日/味の素スタジアム

 名古屋グランパスのMF米本拓司が、昨シーズンまで在籍したFC東京との初めての対戦に臨み、4-4-2のボランチとして味スタのピッチで85分までプレーした。

 随所でボールを奪い取って起点となったものの、なかなか効果的な崩しにつなげられなかった。ジョーの力技での決定機を作り出せたものの、名古屋の狙うパスとランを組み合わせたチャンスは思うように作れなかった。

「悔しいです。せめてアウェーで勝点1を拾えなかったことは、非常に悔しいです」

 米本は試合後、淡々と振り返っていった。

「ちょっとジョーにロングボールを入れすぎたかなと感じています。崩しに行ったなかでの『最後にジョー』という選択肢ではなく、『最初からジョー』でした。もっともっとボランチもそうですし、サイドハーフもビビらず、ブロックのなかで受けないとダメだったかなと。カウンターを警戒していたところはあったと思いますが」

 米本はそのようにFC東京のカウンターを警戒し、ロングボールが増えたことを悔やんだ。2009シーズンか昨季まで10年間在籍したFC東京との対戦となったが、米本はあくまでも34試合のうちの1試合であること強調していた。

「すごくいいチームだなと思います。首位に立たれたけれど、負けないように頑張りたいと思います」

 そして試合後、長谷川アーリアジャスール、丸山祐市とともにFC東京のサポーターへあいさつに行った。するとFC東京サポーターから温かい「米本コール」も起きた。

「有難かったです。本当は勝っていきたかったですけれど」

 とにかく勝ちたかった――。米本は負けた悔しさを噛み締めていた。

取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI

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