痛恨の「あと1勝」。上位PO逃した冨安、鎌田が落胆コメント

シント=トロインデンの冨安は上位POを逃す痛恨の1敗に「ショックです」と落胆。(C)STVV

「かなりショック。仕切り直しも難しい」「今は気持ちを表現できない…」

[ジュピラーリーグ 30節] シント=トロイデン 0-2 ヘント/2019年3月17日/スターイエン

 ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)最終の30節、7位シント=トロイデンVVが6位KAAヘントに敗れ、上位6チームによるプレーオフ(PO1)進出を逃した。シント=トロインデンは勝てばPO1進出決定だったが、ホームの利を生かせずに敗れた。「あと1勝」の差で、上位POに手が届かなかった。この試合で、日本代表の冨安健洋、鎌田大地がフル出場、さらに関根貴大と木下康介が途中出場し、初めて日本人選手4人が同時にピッチに立った。

 試合のあと、冨安は次のように振り返った。

「立ち上がりからアグレッシブに行こうとしたが、自分たちのサッカーができず押し込まれる展開が続き、深い位置でしか(ボールを)取れずそこからミスになってしまった。チームとしてのミス。さらに前半は0−1で終わり、2点めが勝負になると分かっていたなかで失点。今日は結果が全てだったが、完敗でした」

 そのように冨田は完敗を認め、次のように続けた。

「かなりショックです。気持ち的に落ちないようにしようとしても、落ちてしまう部分はあると思います。ここから仕切り直すにも難しい部分はありますけど、皆でやっていかないといけないと思います」

 シーズン通してフル稼働してきただけにショックは隠しきれないようだった。

 また、3月のキリンチャレンジカップで日本代表に初招集された鎌田は次のように語った。

「ホームで自信を持ってみんなでプレーしないといけないなかで消極的になってしまえば、勝てるものも勝てない。こういう大事な試合であのような(失点につながる)ミスはあってはいけなかった。前日のミーティングで0−1になった時、負けている時にどういう気持ちでやるかという話はしていましたし、みんな諦めずにやっていたけれど、上に行くにはやっぱりチーム力が足りないと思いました。上のチームとの差は感じました。すぐに切り替えられないと思いますし、僕自身『PO1』に行くことに懸けていました。今は気持ちの表現ができないですが、すごく残念です」

 アイントラハト・フランクフルトからレンタル移籍中の鎌田も、この1年で主力の座を掴み、ヨアン・ボリと並ぶチーム最多タイの12ゴールを決めるなど目覚ましい活躍を遂げた。それだけにPO1を逃した落胆は大きく、ショックを隠し切れない様子だ。

 シント=トロインデンは7位以下の「PO2」に回る。ここで1位になると、ヨーロッパリーグ予選2回戦から出場できる可能性も残す。

 冨田と鎌田はこのあと、日本代表に合流。22日に日産スタジアムでコロンビア代表、26日にノエビアスタジアム神戸でボリビア代表と対戦する。

チーム最多タイの12得点を決めた鎌田だが、最終節は不発に終わる。(C)STVV

文:サカノワ編集グループ

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