J・バイアーノのゴールパフォは主審によってはイエローカードが出なかった

ジェフェルソン・バイアーノ※写真は昨年の水戸時代。(C)SAKANOWA

山形でのホーム初ゴール、コーナーフラッグを抜きライフルに見立てて歓喜。「レフェリーの裁量に委ねられている」

[J2 4節] 山形 1-0 大宮/2019年3月17日/NDソフトスタジアム山形

  ゴールパフォーマンスはどの程度までであれば、問題なく認められるか? モンテディオ山形対水戸ホーリーホック戦、0-0で迎えた20分、ジェフェルソン・バイアーノがPKを決めてホームチームが先制に成功する。するとジェエェルソン・バイアーノは左サイドのコーナーフラッグを抜いて、それを銃(ライフル)と見立てて山形のサポーターへ”祝砲”を発射するゴールパフォーマンスを見せた。

 すると、これが「反スポーツ的行為」として、中井敏博主審からイエローカードが出された。ただ、ジェフェルソン・バイアーノは昨シーズン在籍した水戸時代(34試合11得点)にも同様のパフォーマンスをしていたが、カードの対象になっていなかった。

 このパフォーマンスについて、日本サッカー協会(JFA)審判委員会トップレフェリーグループマネージャーの扇谷健司氏が3月19日に「DAZN」で公開された「Jリーグジャッジリプレイ」で次のように説明した。

「物を使う、銃のようにする、という行為は、イエローカードを受けてもしょうがない、リスクのある行為だったのかなと感じます。(コーナーフラッグは)サッカー競技のための物でもありますから」

 扇谷氏はイエローカードの対象になっても仕方ない行為だったという見解を示した。

「見ている方たちがどのように受け止めるか。ゴールは最大の喜びなので、何でもかんでも厳罰にするというわけではありません。以前の広島の人文字のようなパフォーマンスも、数分間かかかったり、相手チームに対して失礼な行為であればイエローカードの可能性もありますが、基本的に禁止するつもりはあります。ゴールが最大の魅力でもありますから」

 ただし、コーナーフラッグを抜いたら必ずイエローカードになる、というわけではないそうだ。「レフェリーの裁量に委ねられています」(扇谷氏)と、イエローカードが出るか出ないかの判断は、主審によって変わってくるという。

 今回、確かにジェフェルソン・バイアーノは新天地初のホームでのゴールということもあってか、水戸時代より少し派手にライフルパフォーマンスをしていた感じではあった。その表現をどのように受け止めるか。ただ、主審が反スポーツ行為的であると感じ、注意で終わった場合もあったということだ。

 そのあたりはジェフェルソン・バイアーノの立場からすると困惑するところではある。今季加入したブラジル人ストライカーは初スタメンで1ゴールを決めて、これで今季J2・3試合2得点。ただ、次の新たなるゴールパフォーマンスにも、むしろ注目が集まりそうだ。

文:サカノワ編集グループ

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