香川真司が語った「背番号10」よりも大切なこと

小林祐希(左)とストレッチをする香川真司(右)。(C)SAKANOWA

強調した「新たなスタート」――。

[キリンチャレンジ杯] 日本 – コロンビア/2019年3月22日/日産スタジアム

 香川真司と中島翔哉がキリンチャレンジカップ3月シリーズに臨む日本代表に揃って招集されたことで、背番号10の行方に注目が集まっている。

 日本代表の10番は、香川がロシア・ワールドカップ(W杯)まで背負い続け、そこから引き継ぐようにして中島が森保一監督のもとで常につけてきた。 

「そのことを聞かれると思っていましたよ」と香川は3月18日の練習後、次のように背番号10への想いを語った。

「番号でサッカーをやっているわけではありません。もちろん、10番は自分にとって誇りです。ただ、誰が決めるかは分からないですけれど、皆さんも楽しみにしていてください。僕も分からないので、特にはそこは考えていないです」

 背番号が何番であろうと構わない。試合に臨む意識は何も変わらないということを強調していた。

 何より香川は、今回を「新たなスタート」と位置付けている。2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)に向けた自身の第一歩。そのスタートをしっかり踏み出したいという決意を、彼は口にしていた。

「また新たなスタートを切りたいです。今回初めて呼ばれたので、気持ちも引き締まりますし、同時に雰囲気もガラリと変わり、メンバーも少し変わり、そういう新鮮さを感じています。長谷部さんも、(本田)圭佑もいませんが、また4年間あるので、どんどんここから、みんなで成長していきながら、良いチームを作っていければと思います」

 ちょうど3月17日に30歳の誕生日を迎えた香川は、そのようにリスタートの2試合だと位置づける。ある意味、ロシアW杯組からの”代表”という決意も感じられた。

 22日にコロンビア代表戦(日産スタジアム)、26日にボリビア代表戦(ノエビアスタジアム神戸)と2試合が組まれる。ロシアW杯からの因縁の再戦と、故郷での一戦に「縁を感じる」ともいう。もちろん背番号の行方は気になるところではあるが……香川自身が目指しているのは、自身とチームが前へ進むための「勝利」のみだ。

文:サカノワ編集グループ

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