岐阜の新FW前田遼一がピッチで吠える。今季最長出場を果たし「これからです」

岐阜の前田遼一。(C)SAKANOWA

約20分間プレーしたが無得点に終わり、「何もできていない」。

[J2 5節] 横浜FC 2-0 岐阜/2019年3月23日/ニッパツ三ツ沢球技場

 Jリーグ最年長出場を果たした三浦知良に脚光が集まるなか、今季FC東京からFC岐阜に加入した元日本代表FW前田遼一がニッパツ三ツ沢球技場のピッチに立ち、今季最長となる約20分間プレーした。しかし効果的な形でボールを受けられず無得点に終わり、チームも0-2で敗れた。

「得点を期待されて(試合に)入って、取れなかっただけに残念でした。まず先に点を取られ、フォーメーションを変えて取り返しに行きましたが、カウンターからやられてしまいました。あまりボールを受ける効果的な動きをできませんでした」

 前田は淡々とそのように振り返った。

 岐阜の最前線に入り、ゴールを狙った。大木武監督のスタイルと言えるピッチの幅を最大限に活用しながら、ゴール前で前田がターゲットとなった。が、そこまで良い形でなかなかボールが入らない。前田がしきりに声を発してパスを要求し、吠える場面も見られた。

 岐阜に渡ってからの日々。今季これまでは途中出場から2試合、いずれも1分、9分と短かったが、ようやくある程度まとまった出場時間を掴んだ。前田は「これから」と強調した。

「これからですかね、やはり。試合にあまり出られていませんし。今日は久々に出られましたけが、ただ、何かできたかと言われたら、何もできていない。そういう意味では、『これから』です」

 ストライカーなだけに1点がほしい。そのためにもピッチにさらに立ちたいという思いも強くなった。

「1点決めたいですし、しっかり試合に出て……まず試合に出たい気持ちが強いです」

 前田は悔しさを押し殺し、もっとチームの力になりたいと心に期していた。

取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI

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