浦和オリヴェイラ監督が山田直輝の復活に言及「次はポジション争い」

練習後に笑顔を浮かべる浦和の山田直輝。(C)SAKANOWA

横浜戦に向けては「新加入のストライカーとはブラジルで対戦している。危険なストライカー」と警戒。

[J1 6節] 浦和 – 横浜FM/2019年4月5日/埼玉スタジアム2〇〇2

 浦和レッズのオズワルド・オリヴェイラ監督が4月4日、横浜F・マリノス戦前日の記者会見を行った。そのなかで強豪との対戦が続くなかで2勝2分1敗の成績を収めている横浜の印象について、「新加入選手が加わり、チームを作り直している感じを受けます。特に攻撃陣の二人のブラジル人選手。彼らは私がブラジルで対戦したことがあり、ペナルティエリア内で危険な存在となるストライカーです。明日も難しい試合が待っています」と語るとともに、「サポーターが期待する勝利のために戦います」とリーグ戦ホーム初勝利への決意を示した。

 また、先日行われた早稲田大学との練習試合(スコアは7-0で勝利)で、MF山田直輝が久々に90分間プレーし、1得点2アシストを記録した。その山田の”復活”に向けた現在の段階について聞かれた指揮官は、次のように答えた。

「かなり良くなっています。

 直輝は昨年、骨折という不運に遭いました。そのケガをした時期、彼はとても調子が良く、主力組でプレーしていました。その骨折による難しい時期を乗り越えてきました。

 今はコンディションを取り戻しつつあり、トレーニングでも、よりしっかりとしたプレーができています。コンディションが整えば、次はポジション争いが待っています。

 彼が必要とされる試合が来れば、明日にでもメンバーに入れたい選手。ケガで離れている間に、他の選手がポジションを掴みました。そのポジション争いに、再び加わり頑張ってもらいたいです」

 昨年オズワルド・オリヴェイラ監督の就任後、6月6日に駒場スタジアムで行われた天皇杯2回戦・YS横浜戦で山田は途中出場し(長澤和輝の負傷交代により)、試合終了間際の90分にチームの3点目を奪ってみせた(スコアは3-0)。”聖地・駒場”での下部組織からの生え抜き選手の一撃とあって、平日のナイターにもかかわらず訪れた多くのサポーターが歓喜。山田も「(サポーターが歌った山田直輝へのチャントを)もっともっと歌ってもらえるように、もっともっと山田直輝を見せていきたいです」とヒーローインタビューで呼び掛けた。

 しかし――その月の20日の練習で右腓骨を骨折してしまう。結局、ロシア・ワールドカップによる中断明けからシーズンを棒に振ることになった。度重なる大ケガ……山田に再び試練の日々が待っていた。

 そして今シーズン、徐々にコンディションを高めながら、ついに90分間”フル出場”を達成。練習でコツコツと積み重ねてきたものが、実戦で「結果」として表われ始めている。

 オズワルド・オリヴェイラ監督が鹿島時代から”目”をつけていたチームに活力を与えるダイナモ。浦和のハート、山田直輝の完全復活が近づいている。

文:サカノワ編集グループ

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