名波監督が「超一流」と絶賛したGKカミンスキーの神アシスト

湘南戦でスローからアシストした磐田のカミンスキー。(C)SAKANOWA

湘南戦、ロングスローからラストプレーでトドメの2点目を演出。

[J1 6節] 湘南 0-2 磐田/2019年4月6日/Shonan BMWスタジアム平塚

 ジュビロ磐田が湘南ベルマーレを2-0で下して、今季初勝利を手中に収めた。そのラストプレー、湘南のGK秋元陽太もパワープレーに加わる相手FKの場面。松田天馬のキックをキャッチした磐田のGKカミンスキーからのスローがアシストとなり、途中出場のFWロドリゲスが試合を決定づける2点目を流し込んだ。

 試合後の記者会見で名波浩監督は、そのカミンスキーの『神スロー』を次のように絶賛した。

「1-0で勝っていてもキャッチして余裕を持つとか、寝そべってでも時間を稼ぐとか、それもプロとして大切な時間の使い方だと思います。ただ相手のゴールキーパーが出ていたのはみんな分かっていたなか、素早く決断し、荒木とロドリゲスの二人がカウンターに良い反応をしてくれて、よく決めてくれてくれました。あの(カミンスキー)スローは超一流の精度だったと思います。素晴らしいアシストでした」

 しっかり時間を使って1-0で終わらせることもできた。しかし、GK秋元がゴール前まで出ている。そこで選手たちはトドメを刺そうと素早く判断してトライ。ロドリゲスと荒木が躊躇わず駆け出しカウンターを発動。そのトップスピードに乗ったロドリゲスに、カミンスキーが完璧なロングスローで合わせた。

 結果的に、湘南に与えたダメージも大きい一撃となった。

 ロドリゲスも「カミンスキーから『ボールをキャッチしたら、すぐカウンターを狙うからな』と言われていました」「私だけでなくみんながゴールを決めたい気持ちがもたらした。チームの前へ向かう意欲が生んだゴールでした」と振り返っていた。

 まさに磐田に勢いをもたらす、スピードと精度を伴った前向きなゴール。次節は4月14日午後3時から、エコパでのホームゲームとなる清水エスパルスとの静岡ダービーに臨む。

取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI

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