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浦和の18年度決算。広告収入が過去最高32億2600万円。営業収入過去3位

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浦和レッズ

サカノワスタッフ

2018シーズンの浦和レッズは、総入場者数が減ったものの、広告収入が過去最高を記録。総営業収入は過去3位を記録した。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

営業収入は2017年度に及ばなかったが、07年度に次ぐ75億4000万円に。

 浦和レッズの定時株主総会が4月26日に開かれ、2018年度の事業収支が承認された。2018年度(シーズン)の営業収入は75億4000万円。過去最高だった2017年度の79億7100万円から4億2200万円の減収だったが、2007年度に次ぐ過去3番目に多い収入規模だった。

 そのうち広告料収入は、協賛金の増額や天皇杯優勝に伴う追加協賛金、新規パートナーの獲得により7年連続で増加。過去最高の32億2600万円(前年度比3,300万円増)を計上した。

 2018シーズンの総入場者は68万1575人で、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)に出場した前年より11万9826人減少した。ルヴァンカップのプレーオフステージでの敗退が主な要因。一方、リーグ戦17試合の平均入場者数は3万5502人と前年度比で1960人増加した。その結果、入場料収入は、19億2,300万円(前年度比4億1400万円減)。

 またグッズ収入は、2017シーズン末のACL優勝記念グッズや選手の記念グッズなどの売上もあり、9億5400万円(前年度比1億4100万円増)。

 その他の収入では、Jリーグ分配金の合計が、天皇杯優勝賞金、選手移籍金やロシアワールドカップ出場ペイメントなどにより、14億4600万円(前年度比1億8,200万円減)となった。

 一方、事業運営費、チーム運営費、一般管理費を合わせた営業費用は75億4000万円で、営業利益が900万円、当期純利益は3900万円と、8年連続で黒字を確保した。

 チーム運営費は38億5900万円で、そのうち選手・監督・コーチへの報酬は31億800万円。4年前の2014年度と比較すると、チーム運営費が12億9400万円(14年:25億6500万円)、選手・監督・コーチへの報酬は10億5400万円(14年:20億5400万円)、それぞれ増えている。

文:サカノワ編集グループ

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