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恩師クロップの奇跡に香川真司が即反応「リバプール、本当に凄い試合やった」

香川真司。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ドルトムントの黄金時代を築いた二人。トルコから歓喜の瞬間を願う。

[CL 準決勝] リバプール 4-0 バルセロナ/2019年5月7日/アンフィールド
※2試合トータル4-3でリバプールが決勝進出

 トルコ1部リーグ(シュペルリーグ)ベシクタシュJKに所属するMF香川真司が5月7日(日本時間8日午前)、UEFAチャンピオンズリーグ決勝進出を果たしたリバプールFCの「アンフィールドの奇跡」を受けて、さっそく自身のSNSのツイッター( アカウントは @S_Kagawa0317 )を更新。次のように一言つぶやいた。

「リバプール(拍手)

 本当に凄い試合やった」

 リバプールを率いるのは、言わずもがな香川のボルシア・ドルトムント時代の恩師であるドイツ人指揮官のユルゲン・クロップ。1週間前のカンプノウでのアウェーゲームは、リオネル・メッシのスーパーフリーキックなど0-3で敗戦したが、決して逆転を諦めていなかった。

 エジプト代表FWでありエースのモハメド・サラー、ブラジル代表MFロベルト・フィルミーノが不在のなか、バルセロナFCから4ゴールを奪う大逆転劇を演じることに成功。恩師が成し遂げたリバプールのUEFAチャンピオンズリーグ決勝進出に、香川も称賛の声をあげた。

 香川がセレッソ大阪からドイツに渡ったのが、2010年7月だった。するとクロップのもと、香川はドルトムントのトップ下のポジションを掴み、リーグ連覇や国内2冠を達成。2012-13シーズン、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍を果たした。

 一方、ドイツで名声を集めたクロップもドルトムントを退任。2015-16シーズン途中からリバプールで指揮を執ることになった。

 香川はベシクタシュへの加入直後、「ベシクタシュTV」のインタビューでクロップについて、「クロップと出会って、さらに成長することができました。とても僕にとって重要な監督で、手助けをしてくれました。今でも感謝しています。(プレミアリーグとCLで)優勝してもらいたい」と語っていた。

 ドイツ国内でもクロップを称賛する声がやまない。プレミアリーグのチームを率いるドイツ人監督は、意外にもフェリックス・マガト以来二人目。そして初の欧州チャンピオンまで、あと1勝。香川もその歓喜の瞬間を、きっと楽しみにしているに違いない。

文:サカノワ編集グループ

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