久保建英を絶賛してきた元イングランド代表FW、札幌ジェイがレアル移籍に「世界一目指せる選手」と喜ぶ

札幌のジェイ。(C)SAKANOWA

川崎戦で開幕戦以来の先発復帰、PKを鈴木武蔵に譲った”大人な理由”とは?

[J1 15節] 川崎 1-1 札幌/2019年6月14日/等々力陸上競技場

 北海道コンサドーレ札幌のジェイがJ1リーグ戦では、2月23日のJ1開幕の湘南ベルマーレ戦(●0-2)以来となる先発出場を果たし、CFとして72分までプレーした。

 39分には自身がペナルティエリア内で後方からジェジエウに蹴られてPKを獲得。しかしジェイは自らPKを蹴らず、「自信をつけてもらいたかったから」と鈴木武蔵にキッカーを託した。そして鈴木がこれをしっかり決め、札幌に待望の先制点がもたらされた。

 その後同点に追いつかれたあと交代となった。ただ今後コンディションが上がれば、十分、脅威を与える存在になりそうだ。

「チャンスは十分あったものの、後半は押し込まれた時間も長かった。引き分けに持ち込むことができて、本当に良かった。ずっとリーグ戦で出ていなかったからね。今度PKのチャンスが来たら、僕が蹴るかもしれないよ」

 そのように元イングランド代表ストライカーは2位川崎からの勝点1獲得を前向きに捉えていた。

 また、ジェイは自身のSNSのツイッター(アカウントは @jaybothroyd )で、久保建英のことを次のように絶賛したことがある。

「クボは日本代表に加わるべき。彼はボーラー(天才肌)! 試合を彼のものにできる! 彼を観るのは本当に好き(『Love watching him』)。彼はそう思ったままにフットボールをプレーすべきだ。スキル、テクニック、それにインテリジェンス、すべて彼の年齢を超越している。彼は現在のJリーグのベストプレーヤーの一人」

 そんな久保のレアル・マドリーへの移籍決定を試合後に伝えると、ジェイは「本当かい!!!」と驚き、「いや僕にとってもハッピーだね」と喜んだ。

「素晴らしいじゃないか。彼は世界一を目指せる選手だから、世界一のクラブに行けることはふさわしいし良いと思う。僕は2年前に彼のプレーを見た時から、U-23ではなくて、トップチームで起用すべきだって思っていたんだ。代表チームでもね。これから頑張ってほしい。ずっと応援しているよ!」

 そのようにJリーグでプレーしてきた”仲間”として、まるで自分のことのように喜んでいた。

 そして――ジェイ自身に期待されるのが、Jリーグでのゴールだ。

「絶対に決めてみせるから、見ていてくれ」

 ジェイはそう言うと、頷いて笑った。

 72分とまとまった長い時間プレーしたのも約3か月ぶり。18歳の久保建英からもパワーをもらい、37歳の長身アタッカーが北の大地から反撃を開始する。

取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI

Posted by 塚越始

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