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豪快かつ豪傑だったターレス。インパクト残した日本での6ゴール│元新潟FWが24歳で他界

昨季新潟でプレーしたターレス。(C)SAKANOWA

今季はポンチ・プレッタでプレー。バイクで交通事故に巻き込まれる。

 昨季アルビレックス新潟でプレーした元U-21ブラジル代表ストライカーのターレス(ターレス・リマ・デ・コンセイソン・ペーニャ)が6月22日早朝、ブラジルのリオデジャネイロ州サン・ゴンサロの路上でバイクに乗っていたところ交通事故に巻き込まれ、病院に運ばれたものの死亡が確認された。所属元のヴァスコ・ダ・ガマが公式ホームページで発表した。24歳の若さだった。今季はポンチ・プレッタに期限付き移籍していた。

 新潟では2018シーズン、J2リーグ34試合4ゴール、ルヴァンカップ5試合2得点、天皇杯2試合0得点を記録していた。

 来日初ゴールは昨年4月18日のルヴァンカップのベガルタ仙台戦。自身が放ったPKをセーブされたが、そのこぼれ球を拾った味方がファウルをもらい再びPKに。するとターレスが連続でキッカーを務め、今度はゴール隅に豪快に蹴り込んでみせた。

 さらに同じくルヴァンカップの横浜F・マリノス戦ではポテンシャルの高さを示す圧巻のボレーシュートを叩き込んでいる。

 そしてサポーターの間で語り草となっているのが、昨年9月29日の35節、アウェーのファジアーノ岡山戦での劇的弾だ。1-1で迎えた89分、81分から途中出場していたターレスがヒールパスから戸嶋祥郎のリターンを受ける。すると新潟の11番はカットインから強烈なシュートを突き刺し、これが決勝点に! チームは4連勝を果たした。

 最後に在籍していたポンチ・プレッタを率いていた監督は、元鹿島アントラーズのジョルジーニョだった。

 豪快かつ豪傑だったターレス。日本での6ゴールは、いずれもインパクトのあるものばかりだった。

文:サカノワ編集グループ

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