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日本代表DF吉田麻也がサンプドリアへ電撃移籍!かつては柳沢敦が在籍

吉田麻也。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

現在16位と低迷しているが十分挽回可能。8年間過ごしたサウサンプトンに別れ。

 イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンのDF吉田麻也が欧州主要リーグの冬の移籍期間ギリギリの1月31日、セリエAのUCサンプドリアに電撃移籍することになった。間もなく正式発表される予定だ。

 日本代表のキャプテンも務める吉田だが、昨年11月にレスター・シティ戦で一人退場者を出したことも影響したが9失点を喫して大敗。オーストリア人のラルフ・ハーゼンヒュッテル監督のもと、その試合以降、出場機会を得られなくなった。

 FAカップでも今月3回戦のハダースフィールド・タウンFC戦にフル出場したものの、続く4回戦のトッテナム・ホットスパー戦ではチャンスを得られず。基本的にベンチでの生活が続いてきた。

 この冬のマーケットでの移籍を検討していた吉田だが、一時トルコのクラブが獲得に動いていると噂されたが、その他の具体的な話は聞かれずにいた。

 そうしたなか、まさに冬の移籍期限が迫る31日午後に入って、『SKY イタリア』が、吉田がサンプドリアに移籍へ――と報じた。 

 サンプドリアは現在5勝5分11敗(20得点・33失点)で20チーム中16位。低迷はしているものの、十分上位へ巻き返しを図れる位置につけている。ベテランでもある吉田の経験が買われた形だ。

 また、1946年設立のクラブは1990-91シーズンにセリエA優勝を果たしている。ホームスタジアムはスタディオ・ルイジ・フェッラーリス(収容4万1917人)。2003-04シーズンには元日本代表FW柳沢敦(現・鹿島ユースコーチ)がプレーしている(15試合・0得点)。

 吉田は1988年8月24日生まれ、長崎県出身、31歳。189センチ・78キロ。名古屋グランパスの下部組織からトップチームに昇格し、その後、VVVフェンロを経てサウサンプトンで2012年からプレーしてきた。昨年11月14日のワールドカップ2次予選キルギス戦で、日本代表通算(国際Aマッチ)100試合出場を達成している。

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[文:サカノワ編集グループ]

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