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EL敗退、長谷部誠は「これがサッカー。来季への準備に集中する」と前を向く

長谷部誠。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

フランクフルトがバーゼルに0-1、2戦トータル0-4。今季公式戦、堂々の39試合に出場。

[EL ラウンド16] バーゼル 1-0 フランクフルト/2020年8月6日/ザンクト・ヤコブ・パルク

 ヨーロッパリーグ(EL)の決勝トーナメント・ラウンド16、アイントラハト・フランクフルトが0-1でFCバーゼルに敗れ、2試合トータル0-4で落とし、2大会連続となる8強進出を逃した。鎌田大地は先発フル出場、長谷部誠はエヴァン・ヌディカと代わって後半開始から45分間プレーした。

 ファーストレグを0-3で敗れていたフランクフルトは、まず失点しないことに配慮しながら1点を狙いに行った。とはいえ国内リーグを終えてから久々の実戦とあってアクセルがかかるのにも時間が掛かった。すると88分、バーゼルのファビアン・フライにゴールを決められ、これがトドメに――。結局この試合は0-1、2試合通算0-4の完敗を喫した。

 波乱に満ちた2019-20シーズン、フランクフルトのラストゲームとなった。とはいえ、短いオフを挟んで、来季に向けた準備に入らなければいけない。

 長谷部はクラブを通じて、次のようにコメントをしている。

「残念です。ここからさらに先に進むことができませんでした。バーゼルの戦い方がとても素晴らしく、私たちは苦しめられました。私たちはできる限りのことをしましたが、勝てませんでした。これがサッカーです。次のカップ戦までには十分に時間があります。そのための準備にしっかり集中して、新たなシーズンに備えます」

 今季の長谷部はブンデスリーガ通算23試合、EL通算8試合、EL予選5試合、DFBカップ3試合、公式戦通算39試合に出場した。出場時間は3344分。

 一方、鎌田はブンデスリーガ通算28試合・2得点・6アシスト、EL通算10試合・6得点・2アシスト、EL予選6試合・1アシスト、DFBカップ4試合・2得点を記録。公式戦通算48試合・10得点・9アシストと活躍。出場時間は3381分。

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[文:サカノワ編集グループ]

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