【G大阪】20歳のMFマテウスがデビュー。コンビを組んだ遠藤保仁は「大きな武器になる」

ガンバ大阪の遠藤保仁。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

マテウスも「さらに慣れれば、ガンバの力になれる」。

[J1 5節] FC東京 3-2 G大阪/2018年3月31日/味の素スタジアム

 ブラジルの名門サントスからG大阪に加入したマテウスが、3月31日のリーグ5節・FC東京戦でJリーグデビューを果たした。まだ攻守の切り替えのスピードに付いていけないなど課題を見せたものの、ファン・ウィジョが決めた2点目の起点になるパスを放つなど可能性の一端もさっそく示した。

 ボランチのコンビを組んだ遠藤保仁は試合後、次のようにマテウスのプレーや彼との連係面の課題について語った。

「マテウス自身も今日が初めての試合で、完全にフィットするまでには、まだ時間が掛かると思います。あとはポジショニングやパスを受けるタイミングが合ってくれば、大きな武器になってくると感じました。初めて組みましたけど、直すべきことは伝えて直していこうと思います」

 マテウスは弱冠20歳(4月10日が21日の誕生日)で、サントスではレヴィー・クルピ監督の指導を受けていた。187センチ80キロという大型のレフティボランチで、球際の競り合いに強いだけでなく足元の技術も備えている。今回は遠藤がやや引き気味にポジションを取り、マテウスにはある程度自由にプレーさせたようだ。

 遠藤は続ける。

「(G大阪の)CBがもろに2トップのプレッシャーを受けていたので、僕が下りて、3枚で(プレッシャーを)剥がす形で対応していました。前半の最初はちょっと押し込まれましたけど、そこで気付いて修正して、途中からはボールも支配できた。後半は(G大阪のペースで)試合ができたので、臨機応変にその辺りは対応していきたいです」

 遠藤はそのように修正できた点もプラスに捉えていた。そしてフル出場を果たしたマテウス自身も次のように”手応え”を掴んでいた。

「時間が経てば慣れて、ガンバの力になれる自信をあります。その手応えは掴めたし、ブラジル人の多くの選手が活躍しているリーグなので、あとは日本のリズムに乗っていくだけ。周りからも動き方などアドバイスしてくれるので、それを聞きながら成長していきたいです。今日の後半のようなサッカーを続けていければ」

 果たして最下位に沈むG大阪の救世主になれるか――。今野泰幸が戦列復帰を果たしたあとの布陣がどのように変わるのかも注目される。もちろん中盤の選手層は厚いだけに、マテウスもあまりうかうかはしていられない。

取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI

 

Posted by 塚越始

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