【浦和】大槻監督が今度は「マエストロ」スタイルでリーグ3連勝に導く!

浦和の大槻毅監督。(C)SAKANOWA

試合終了間際、サポーターにさらに大きな声援を求める。

[J1 8節] 浦和 2-1 清水/2018年4月15日/埼玉スタジアム2002

 浦和レッズが興梠慎三の2ゴールで3連勝を収めた。大槻毅暫定監督の就任後、リーグ3連勝。3勝2分3敗と勝率5割に戻した。

 就任から選手とともに”闘う”スタイルを前面に押し出す大槻監督は、浦和のファンやサポーターの心を試合を重ねるごとに捉えてきた。そしてこの日は試合終了間際、コーチングエリアの最前列まで出て、ゴール裏を赤く染めた浦和レッズサポーターに向けて、「もっとボルテージを上げてくれ」と両手を振るって、スタジアムの声援による後押しを求めた。何度も両手を掲げる姿は、まるで「指揮者=マエストロ」。それに応えてサポーターの歌声の声量はさらにアップ。その後押しを受けた選手たちが2-1で逃げ切り、勝点3を掴み取った。

 試合後の記者会見で大槻監督は、サポーターの力を借りて勝てたと強調した。

「最後はスタジアムの声援に助けられて勝点3を取れて、嬉しく思っています。短い時間に準備してきたことを前半は十分に出せて(興梠の2ゴールにより、2-0で折り返す)、逆に後半は想定していたよりも失点したところやボールを保持できず(1失点を喫し劣勢を強いられた)非常に苦労した。ただ早い時間に失点し、勢いに呑まれそうになったが、スタジアムの力を借りてみんな頑張ってくれたと思っています」

 そのように指揮官はサポーターへの感謝を惜しまなかった。就任後の連勝がフロックではなく、浦和が復活したと物語るような1勝ーー。次の監督が間もなく決定するとも言われるなか、大槻スタイルで低迷していたときのネガティブな雰囲気を完全に払しょくすることに成功した。

取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI

 

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