×

アラベス原大智はシント=トロイデン移籍!久保建英との注目対決欠場

FC東京での原大智。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

今年2月、FC東京からクロアチアに渡って活躍。

 スペイン1部デポルティーボ・アラベスのFW原大智(HARA Taichi)が8月23日にもベルギーに渡り、メディカルチェックをパスすれば、同国1部シント=トロイデンVVと契約する。期限付きではなく、複数年契約の完全移籍になる見込み。ベルギーメディア『HBVL』が報じた。

 原は1999年5月5日生まれ、東京都日野市出身、22歳。191センチ・84キロ。キャリアは、多摩平Jr.SC ― FC東京サッカースクール飛田給スクール ― 深川アドバンスクラス ― 国分寺アドバンスクラス2012-2014 ― FC東京U-15むさし ― FC東京U-18 ― FC東京 ― NKイストラ1961 ― アラベス。U-18・U-19・U-20日本代表に選ばれてきた大型ストライカー。2019シーズンはJ3リーグで30試合・19ゴールで得点王に。2020年はJ1リーグ26試合・3得点を記録した。

 そして今年2月、FC東京からクロアチア1部イストラ1961に移籍。約5か月間でリーグ14試合・2得点・3アシスト(公式戦通算18試合・8得点・3アシスト)と活躍し、チームの1部残留に貢献。するとスペイン1部のアラベスへの移籍を果たした。

 しかし新天地では苦しみ、これまでメンバー外が続いていた。現地8月21日、日本代表MF久保建英の所属するホームでのRCDマジョルカ戦は“元FC東京対決”と注目されたが、ベンチ入りできる11人にも入れなかった。そしてアラベスのハビエル・カジェハ監督は記者会見で原について、「クラブと選手が話し合っていて、間もなく分かります。もう少しで、彼が最終的にどうするのかが発表されるでしょう」と、“移籍”をほのめかしていた。

 イストラ復帰も噂されてきた。しかし、日本代表のGKシュミット・ダニエルやDF橋岡大樹、さらにはDF松原后、サガン鳥栖から新加入の東京オリンピック日本代表FW林大地と、日本人選手も数多く所属するシント=トロイデンでのプレーを選択することになりそうだ。

【J1人件費ランク】1位神戸、2位名古屋、3位浦和。FC東京が最も増額。総額は16億円以上マイナス

[文:サカノワ編集グループ]

Ads

Ads