安西&永木と対峙。浦和の橋岡大樹がハードワークで一歩も譲らず

浦和の橋岡大樹 (C)SAKANOWA

昌子からボールを奪い、GK曽ヶ端との1対1に持ち込む。

[J1 13節] 鹿島 1-0 浦和/2018年5月5日/県立カシマサッカースタジアム

 3-5-2の右ウイングバックとして7試合連続でスタメン出場中の(そのうち6試合フル出場)18歳のルーキー、浦和レッズのDF橋岡大樹は実戦経験を積むたびにタフさを増している。12節の鹿島アントラーズ戦ではサイドの上下動を怠らず、36分には昌子源からボールを奪って曽ヶ端準と1対1の状況を作り、「コースがなくGKの股を狙ったが少し浮いてしまった」というビッグチャンスも作り出した(得点ならず!)。

 この日、サイドで対峙したのは同じくタフネスさが武器の安西幸輝と永木亮太。0-1で敗れたものの、Jリーグを代表する二人のタレントと互角に渡り合ったことで自信を深めた。

「(安西に対し)守備の面ではやられず、縦に来るところを止められたのはプラスです。周りを使って走ることをシンプルにやろうと思いましたが、攻撃面でもう少しチャンスを作れるように。そこが課題です」

 永木とのデュエルでは、日本代表級の強い当たりも体感。そうした一つひとつの経験が、今は糧になっている。

「(連戦中のため)中2日でもパフォーマンスを落とすわけにはいかない。若い力っていうのはやはりあると思うので、そこで自分がへこたれていたらダメ。どんな状況でも、いい準備をして、試合で発揮していくだけです」

 試合に敗れたことは、やはり悔しい。一方、ハードワークが武器である安西との1対1を制し、さらに走り負けなかったことは、プロとして戦っていくうえでの”財産”にもなった。

「自信につながります。ただ、どんな相手であっても、自分がサボってやられることだけは絶対に許されません。最後の部分では絶対に負けない。そこはまだまだですけれど、少しずつできてきているのかなと思います」

 今回の永木&安西を並べるなど、相手チームは「浦和の右サイド」攻略を進める。ただ、それをことごとく打破するだけの逞しさと勇気を橋岡は持ち合わせている。

取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI

Posted by 塚越始

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