【広島】稲垣祥の左SB起用の意図は? ”3冠”消えた城福浩監督「天皇杯とリーグ戦に悔しさぶつける」

広島の城福監督(左)。右は札幌のペトロヴィッチ監督 (C)SAKANOWA

W杯の中断前はC大阪とホームで対戦。「ここで疲れただなんて言っていられない」。

[ルヴァンカップ] 浦和 1-0 広島/2018年5月16日/埼玉スタジアム2002

 逆転でのプレーオフステージ進出を目指したサンフレッチェ広島だが、浦和レッズに0-1で敗れ、グループステージ敗退が決まった。グループCでの成績は2勝1分3敗9得点7失点。

 広島の城福監督は20日のリーグ15節・セレッソ大阪戦のあと中断期に入ることに、「公式戦(ルヴァンカップのプレーオフ2試合)をできないのは、それだけ伸びる機会が減ってしまったということ。それは悔しい。何より悔しい想いをしているのは選手たち。ここで強く学んでいかないといけないし、後悔だけではなく、二度と繰り返さないように。悔しさを晴らせるのは天皇杯とリーグ戦しかない。そこにぶつけていくしかない」と語った。

 また、この日は4-4-2の左サイドバックに稲垣祥が起用された。その意図について、次のように説明した。

「15連戦の14試合目なので、誰の疲労が抜けているのか、そのなかで誰ができるのか。そこでの戦いでした。マルティノスの間合いでプレーさせず、声を掛けても(フォロー)できて対応力もある。疲労度と照らし合わせ、彼ならばやってくれると思いました」

 今季の公式戦4敗目(リーグ1敗、ルヴァンカップ3敗)。今季の広島は一つの負けを糧に、さらに強くなってきた。中断期間前の5月20日、広島はセレッソ大阪とホームで対戦する(16時開始)。実力伯仲の大切な一戦になる。

「ここで疲れたなんだと言っていられない。(ACLのあった)C大阪は試合間隔が空き、選手も戻ってきているという情報を聞いています。ただ我々はコンディションよりも大きなものを今日(浦和戦で)得たと思って、中断前最後の試合に臨みます」

 城福監督はこの1敗で味わった悔しさをプラスの力に変えて、次の一戦に挑む覚悟だ。

取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI

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