【日本代表】伝説のユニット「香川&乾」がロシアW杯で復活なるか

香川(左)と乾のユニット復活なるか。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

2009年のC大阪、二人で47得点を量産。最近の代表では”擦れ違い”。

 FIFAワールドカップ・ロシア大会に挑む日本代表の香川真司と乾貴士が6月4日の紅白戦で、同じチームでプレーをした。1本目(2本実施)の4-2-3-1、トップ下に香川、左MFに乾が入り阿吽の呼吸による連係を披露。Jリーグ時代のセレッソ大阪で爆発したこのユニットが、ワールドカップ本番でも鍵を握る――そんな予感を抱かせた。

 J2リーグ時代の2009年、レヴィー・クルピ監督(現・ガンバ大阪)のもと、二人は前線でコンビを組み、香川が44試合・27ゴール、乾が47試合・20ゴールと、実に二人で47得点を量産(香川はリーグ得点王)。二人がチームの中心となってJ2の2位でシーズンを終え、J1昇格を果たした。

 二人は次元を超えた高度なコンビネーションを見せる一方、セットプレーのキッカーを巡って主張をし合うなどライバル関係にもあり、切磋琢磨しながらシーズンを通して成長を遂げた。さらに、このときのJ2は総当たり4回戦制だったため、徹底的に鍛え上げられて、体力面でも現在につながる礎を築いた。そして、2010シーズン途中に香川がドルトムントへ、翌年に乾がボーフムへと、欧州リーグ挑戦の道を切り開いている。

 ただ日本代表では、二人がコンビを組む機会は、2015年のアジアカップなど限定的だ。

 二人が揃ってピッチに立ったのは、2015年3月31日のキリンチャレンジカップのウズベキスタン戦(〇5-1)まで遡る。さらに二人が出場してゴールを決めているのは、香川が1点を決めた2015年1月20日のアジアカップ・ヨルダン戦(〇2-0)で、3年以上前だ。

 最近では、2017年の10月のニュージーランド戦(〇2-1)、ハイチ戦(△3-3)で、ともにピッチに立ったものの同時にプレーすることはなく”擦れ違い”に終わっている。

 日本代表の西野朗監督もチーム作りの時間が限られるなか、「ユニットやグループによる相乗効果」に期待を寄せている。

 伝説のユニット「香川真司&乾貴士」。ハマれば、世界に衝撃を起こせる。代表ではまだ生まれていないアベックゴールが、この大舞台で決まれば最高だ。

 ワールドカップ本番(初戦のコロンビア戦)まであと2週間、日本代表の「武器」にできるか。

文:サカノワ編集グループ

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