Jリーグが旅費負担…柳沢敦コーチの辞任はやむを得ず。サポーターからも落胆の声

鹿島の柳沢コーチが辞任に…。(C)SAKANOWA

「鹿島が大変な時に…」「いつか全ての面で成長して戻ってきて」。

 鹿島アントラーズは6月7日、柳沢敦コーチが遠征先のホテルで第三者と無断で会っていた問題で、柳沢コーチからの辞任の申し出を受理したと発表した。

 この問題は、2018年4月6日、J1リーグ6節の湘南ベルマーレ戦(スコアは●1-2で、鹿島が敗れる)の前日、柳沢コーチが遠征先のホテル内で、チームに無断で第三者と会っていたというもの。週刊誌の報道を受けて発覚し、本人に事情聴取を行ったところ、規律違反を認めた。5日からクラブは自宅謹慎の処分を課していた。

 柳沢コーチと鹿島の庄野洋社長は次のようにコメントを発表している。

柳沢コーチ
「今回の規律違反は、コーチの立場として許される行為ではありません。クラブに関わる様々な方々へご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございません。チームを離れることになりますが、今後も鹿島アントラーズの勝利を心から祈っています」

庄野洋代表取締役社長
「この度、クラブとしてトップチームに関わる規律違反が発生したことを、重く受け止めております。今後、同様の事案が発生しないよう、再発防止の徹底に努めてまいります。サポーターの皆さまをはじめ、クラブに関係する多くの方々にご迷惑お掛けしましたことを、深くお詫び申し上げます」

 Jリーグでは「旅費規程」があり、移動距離100キロを超す場合(鹿嶋から平塚は約160キロ)、交通費と前泊分の宿泊費がスタッフ9人と選手18人の計27人分が支払われることになっている。つまり、スキャンダルが発覚した日はJリーグの管轄下にあった。そのように負担することでリーグ(クラブ)が選手やスタッフを試合に向けて外部から守るという意味合いもある。だから女性と会っていたという点よりも、外部との接触を指導する立場にある者が無断で行なっていたことをクラブも重く受け止めたと言える。

 SNSではサポーターからも、「残念ですが、仕方ない」「鹿島が大変な時に何をやっているんだ」「こんな理由で、チームを去っていく人がいることに、鹿島ファンとして残念」「いつか全てにおいて成長して戻ってきてください」といった落胆の声が多く寄せられている。

文:サカノワ編集グループ

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