【日本代表】「おもりを外せ!」乾貴士、スパイクを履き替えた後半に2ゴール

日本代表の乾貴士 写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

[国際親善試合] 日本 4–2 パラグアイ/2018年6月12日/オーストリア・インスブルック

 FIFAワールドカップ・ロシア大会に向けた最後の国際Aマッチとなったパラグアイ戦、日本代表が乾貴士の2ゴールと香川真司の1ゴール、さらにオウンゴールの計4得点で勝利を収めた。

 4-2-3-1の左MFで先発した乾は、前半から数多くのチャンスを作ったものの決め切れない。するとハーフタイム、西野朗監督から「おもりを外せ」と言葉を送られ、スパイクを新たなものに履き替え、まさに気分一新して後半のピッチに立ったという。すると、そこから圧巻の2ゴールが生まれた。

 西野監督は試合後のインタビューで次のように明かした。

「前半乾が外しまくっていたので、『おもりを外せ』と言って、後半スパイクを変えたのが良かった(笑)。もっともっとボックスにドリブルで仕掛けていく良さを出さないといけないと感じていたが、仕掛けのところを修正して、フィニッシュまで持っていけた」

 一方、自身初のワールドカップに挑む乾も、この活躍で手応えを掴んだ。

「前半決定機を外してしまっていたが、良いサッカーができていた。(1点目は)練習で良く打っていて、最近はすごく感じが良かったので、形さえ作れれば決められると思っていた」

 そのように自信を持っていた左サイドからのカットインで突き刺した一撃だった。

「(2点目は)セカンドボールを狙っていたので、よく(香川)真司が触ってくれた。コースは甘かったが、あのゴールでチームの雰囲気も良くなった。みんながしっかり走って戦ってやった結果。(ワールドカップ本番は)難しい戦いになると分かっているが、今日で満足せず、次の戦いに向けて調整したい」

 そのように乾は気持ちを引き締めた。香川とのユニット復活も大きな収穫と言える。すでに来季のベティスへの移籍も決断。ケガも完全に癒えた。今、日本代表で誰よりも強い追い風を受けて、乾が6月19日、初戦のコロンビア戦に臨む。

文:サカノワ編集グループ

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