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【独メディア】「古き愛は錆びず」酒井宏樹とサネの再会を”素敵だ”と特集

「ハノーファーアルゲマイネ」が報じた酒井とサネと友情。(写真は同紙サイトのスクリーンショット)

来季原口が加入するハノーファーの地元紙。一方、『ビルド』紙はセネガル戦、「ジョーカーがプリンセスを幸せにした」。

 FIFAワールドカップ(W杯)・ロシア大会のグループH、日本代表が明日6月28日、ベスト16入りを懸けて第3戦・ポーランド代表と対戦する。

 ドイツでは、24日の第2戦・日本対セネガル戦(△2-2)についての報道はそれほど目立つものはなかった。試合は引き分け、両チームともベスト16進出はお預けだったため。

 加えて、同じグループの次のカードで、バイエルン・ミュンヘンのエース、レバンドフスキのいるポーランド代表が、同じバイエルンの同僚であるハメス・ロドリゲスに2点演出されて敗戦(0-3)。早々にグループステージ敗退が決まったことが、大々的に報じられている。

 そのなかでハノーファーの地元紙『ハノーファーアルゲマイネ』(スポーツ部門『シュポルトブザー』)では、「古き愛は錆びず。W杯の対戦を経て、酒井が盟友サネの幸運を祈る」と題し、酒井宏樹がセネガル戦後のツイッターで、「この最高の舞台で楽しめた! お互い次のステージに進めるように、切り替えて頑張ります!」とハノーファー時代の同僚であるDFサネとの再会を喜んで、つぶやいたことを伝えている。

「酒井はハノーファーに4年間在籍し、2013年から16年までサネと同僚だった。現在はマルセイユと契約する酒井とこの夏からシャルカー(シャルケの選手)になるサネが、ロシアW杯の第2戦で再会を果たした」

 同紙はそのようにレポート。サイトではサネの2017-18シーズンのホーム最終戦の写真も紹介。来季加入する原口元気、過去在籍したマメ・ディウフと、ハノーファーに関わる選手がこの試合に多くいたことにも触れている。酒井がサネに「Good luck my NAKAMA」とメッセージに送ったことについて、「NAKAMAとは日本語で、”友達”を意味する」とも説明している。

 そして記事の最後、同紙は「本当に素敵なメッセージだ!」と締めくくっている。

 また他には、大衆紙『ビルド』紙の電子版は「日本のジョーカーがプリンセスを幸せにした」と題し、「訪れた高円宮妃久子さまが幸運をもたらした」とセネガル戦のドロー劇を報じている。

 サッカー専門誌『キッカー』電子版では『マネが開け、ラストワードは本田が持っていた』と、マネの先制点で始まり、本田の同点ゴールで終わったと紹介。「川島がセネガルを助けた」とパンチングの処理について記し、「セネガルよりもチャンスは多くなかったが、78分、数少ないチャンスをものにした」と、決定機を逃さなかったことを評価していた。

構成:サカノワ編集グループ

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