【パス交換ランキング】1位タイは「長友→?」「香川→?」│W杯ベルギー戦

ベルギー戦で先発した日本代表のイレブン。写真:新井賢一/(C)Kenichi ARAI

長友&香川が走ってつなぎ、乾が絡む。

[ロシアW杯 ラウンド16] 日本 2–3 ベルギー/2018年7月2日(日本時間3日午前3時)/ロストフ・ナ・ドヌ

 FIFAワールドカップ・ロシア大会ラウンド16(決勝トーナメント1回戦)の日本代表対ベルギー代表戦、FIFA公式サイトに発表された日本のパス交換ランキングをまとめた。

 1位タイは「長友→乾」、「香川→乾」で、いずれも12本。DF間やバックパスではなく、「左サイドバック→左MF」「トップ下→左MF」と前線が関わるつなぎが最多だった。

 言い替えると、バックパス、DF間のパスが少なかったところに、日本の最終ラインがベルギーのルカクらの重圧を受けていたこと、チームとしてできるだけ前でプレーをしようとしていたことが分かる。一方、それだけ余裕がなかったとも、後方でのパス回しをさせないようにベルギーに分析されていたとも捉えられる。

 また、日本のこの日の攻撃は、長友と乾のいる左サイドからが66パーセントだった。原口が1ゴールを決めたものの、ベルギーの弱点と言えるサイド(日本から見て右)を突き続けられなかった。

FIFAが発表した日本対ベルギー戦、日本のプレーエリア(左)と攻撃エリアの割合(右)。

 パス交換ランキングの5位タイまでの7パターンのうち、香川、長友が4パターンで登場。二人はこの試合の走行距離の1位と2位でもあった。香川は両チーム最長12.047キロを走り、そのうちオフザボールの5.518キロもトップ。誰よりもボールがないところでも汗をかいていた。

 また、長友の11.504キロは2位で、守備にも攻撃にも奔走。日本は最も走っていた二人が、パス交換でも、最も顔を出していた。

 走ってリズムを作る。それは欧米の選手と体格差のある日本人にとって、攻撃面でアドバンテージを作るための必須条件となる。この日の試合内容とデータがそう物語っていると言えそうだ。

▼ベルギー戦での日本代表パス交換ランキング
1位 長友→乾   12本
1位 香川→乾   12本
3位 長友→香川  10本
4位 長谷部→吉田 9本
5位 香川→長友  8本
5位 香川→長谷部 8本
5位 長谷部→長友 8本

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