まさに期待は”仕上げのリンス”。今季FC東京「76分~得点0」│移籍情報

甲府の練習試合でプレーするリンス。FC東京への期限付き移籍が決まった。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

甲府からレンタル移籍で獲得。弱点を補う切り札として期待。

 ヴァンフォーレ甲府のブラジル人FWリンスが7月5日、FC東京に期限付き移籍すると、両クラブから発表された。期間は1月31日まで。

 リンス(LINS)は1987年9月11日生まれ、172センチ、69キロ。新背番号は「13」に決まった。

 2006年にモジミリンでプロキャリアをスタートさせて、14年、15年は長谷川健太監督のもとG大阪に在籍。その後ブラジルに帰国していたが、昨年8月から甲府でプレーしていた。 

 スピード感溢れるドリブル突破を武器に揺さぶりをかける。昨季J1・12試合6ゴール、今季これまでJ2・16試合5ゴールを記録。G大阪時代を含めたJ1通算は58試合12ゴール。

 中断期間までJ1リーグの2位に躍進するFC東京だが、しっかり弱点を補おうとしてきた。今回のリンスは、逆転優勝に向けた、とても効果的な補強と言える。

 今シーズン、FC東京のリーグ戦15節終了時までの時間帯別得点を見てみよう。

 前半=0分~15分:7得点 、15分~30分:1得点、30分~前半終了まで:3得点
 後半=46分~60分:8得点、60分~75分:2得点、76分~試合終了: 0得点

 76分から終了まで、ノーゴールというワースト。しかも無得点は、18チームの中でFC東京のみだ。

 これまで先行逃げ切りの展開が多かったことも影響している。とはいえJリーグで最もゴールが決まる時間帯に「0」では、物足りなさがあったのも事実。

 G大阪時代、リンスは長谷川監督に切り札として重宝され、14年の三冠、15年の天皇杯連覇などに貢献している。新天地のFC東京では、もちろん本人は先発でのプレーを狙っているはずだが、一方で、再びジョーカーとして、トドメを刺したり、拮抗した試合で決勝点に絡んだりと、まさに”仕上げのリンス”としての仕事ぶりが期待されそうだ。

文:サカノワ編集グループ

Ads

Ads