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【鹿島】内田篤人がリーグ再開後初登場。怒涛の6ゴールに「合宿の成果が出てきた」

鹿島の内田篤人と西大伍。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

SBで途中出場。西がSHに上がり、重厚な右サイドを形成。 

[J1 17節] 鹿島 6-2 柏/2018年7月22日/カシマサッカースタジアム

 鹿島アントラーズのDF内田篤人が17節の柏レイソル戦、ワールドカップ(W杯)ロシア大会による中断明け初めてリーグ戦に出場した。64分に安部裕葵と交代して右SBでプレー。それまでSBだった西大伍が1列前に入り、重厚な右サイドを形成した。

 その内田の投入直後に安西幸輝のカウンターからの一撃が決まり、チームに6点目が入った。ホームチームはさらに、金崎夢生、レオ・シルバと交代カードを切り、7点目をも狙いに行く。ただチャンスをさらに作り出したものの、一方でピンチも増えてしまい、収穫を手にするとともに課題も若干残した。

 試合後、内田はチームのパフォーマンスについて、次のように語った。

「まず点が入れば、ウチはこうした展開にできる。それに、向こうが途中で(集中力が)切れてしまった感じはしましたけれど。最初の失点(一時1-1に追い付かれた17分のキム・ボギョンのゴール)は上手く崩されてしまいましたね」

 内田は続ける。

「攻撃に関しては、トレーニングであり、合宿(6月20日~26日に静岡で実施)でだいぶ時間を掛けて取り組んできました。その成果が上手く出てきたかなと感じます」

 いずれも息の合った、加えてインパクトのある6ゴール。充実の中断期間を経て、内田は確かな手応えを得ていた。

取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI

Posted by 塚越始

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