フランスW杯に向けて長谷川唯「あと1年突き詰めていく」

なでしこジャパン(日本女子代表)の長谷川唯。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

「一つのミスで流れが大きく変わってしまう」

[トーナメント・オブ・ネーションズ]日本0-2オーストラリア/2018年8月3日日本時間/アメリカ・トヨタパーク

 なでしこジャパン(日本女子代表)のMF長谷川唯はオーストラリア戦で先発出場し85分までプレーしたが得点を奪えず、試合後、攻撃面の課題を次のように挙げた。

「特に前半は慌てずボールを回せて、前線からプレスに来る相手に、しっかり間、間に立って、いいボール回しができていました。ただ最後少し雑なところがある印象で、もう少し、前線での崩しのアイデアであり、急ぎすぎずボールを回してスキを突いて点を取れれば、いい流れで試合ができたと思います」

 そのように、最後の崩しのイメージを共有し合うことを課題に挙げていた。今大会は結局3連敗で最下位。長谷川は全3試合に出場(アメリカ、オーストラリア戦に先発)。それでもアメリカ、ブラジル、オーストラリアという強豪との連戦は大きな刺激となり、少なからず得るものもあったと言う。

「3試合通して慌てず一人ひとりいいポジションをとって準備できれば、ボールも回せて、シュートまでいけるかなといういい手応えは掴めました。その中で一つのミスで流れが変わってしまうことは強く感じました」

「1年前の前回大会と比べて、余裕を持ってできている印象は強いです。そのなかで軽いプレーだったり、守備のところでの1対1だったり、相手の一発のアタックにどのように対応するかが課題。守備で粘り強くできればいい勝負ができる、対抗できるかなという手応えは得られました」

 ここからなでしこジャパンは、来年6月開幕のフランス・女子ワールドカップ(W杯)に向けた「W杯モード」に突入する。日本は決して”強豪“ではない。しかし粘り強く戦い抜ければ、再び世界女王になることは、決して不可能ではないのではないか。そのためには、まず最良の準備をスタッフを含め全員でするしかない。

「3連敗を喫してしまい、点差もついてしまいましたが、自分自身としても、チームとしても、いい手応えはあります。あと1年あるので突き詰めてやっていきたい。(W杯は)一発勝負なので、その本番で力を発揮できるように練習していきます」

 長谷川にとっても、厳しくもあり楽しみでもある挑戦が始まる。

文:サカノワ編集グループ

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