「仲間を助け合う。それが闘うということ」喜田拓也が横浜FMの4試合ぶり勝利に導く

横浜F・マリノスの喜田拓也。(C)SAKANOWA

インサイドハーフで80分までプレー。オフザボールの動きで貢献。

[J1 21節] 湘南 0-1 横浜FM/2018年8月11日/Shonan BMWスタジアム平塚

 横浜F・マリノスの喜田拓也は4-1-2-3のインサイドハーフで先発出場して80分までプレー。4試合ぶりの勝利に貢献した。

 喜田が試合後に語っていたことが印象的だった。

「みんなで全体をカバーし合えたことが、結果につながりました。自信を持てます。それが闘うということ。仲間のことを思う意識を、忘れてはいけない」

 誰かがミスをしてもフォローする。その助けられた選手がまた味方のためにフォローする。運動量を武器にする湘南相手に、そういった相互の補完関係ができていたからこその勝利だったと強調していた。

「インサイドハーフになると仕事量は増え、前へのランニング、パスを引き出すための動き、それに小まめなポジショニングの変化、守備でダブルボランチになるときにはサイドバックのフォローに入ったり……そういったハードワークが必要でした」

 ボールの位置に応じて、それぞれがゴールに向かうための最善のポジションを探る。今季の横浜FMはいわゆるポジナルプレーに取り組んできた。その中ではオフザボールの動きの質が問われ、喜田はそこで真骨頂を発揮する。

 決して派手な活躍はしていない。攻撃面ではまだまだ課題も多い。それでもこの日の勝利を支えた一人は、間違いなくトリコロールの背番号5――喜田拓也だった。

取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAOSHI

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