【Jの輪】職人肌の大谷秀和と西大伍をつなげた”感覚”と”間”

柏レイソルの大谷秀和と鹿島アントラーズの西大伍。(C)りおた

 意外な組み合わせ? 共通点も多い。

  柏レイソルの大谷秀和と鹿島アントラーズの西大伍は共通の知人を介して知り合い意気投合したという。それぞれが「サッカー選手としても好きなタイプ」と尊重し合うなか、サッカー観も一致して盛り上がったという。

 確かに何かを訴えるなど自己主張はそこまで強くないが、チームに必要とされる個性があり、周囲から信頼を寄せられる。自分の「言葉」を持っているのもまた魅力的だ。

 大谷は西について次のように語る。

「プレーヤーとして、とても好きなタイプ。今年の鹿島にはウッチー(内田篤人)が戻ってきたけど、大伍がチームを支えている部分が大きいと思います。ボールの落ち着けどころになって、周りの選手を上手く生かしながら、自分も生きるようなプレーをしている。言うなれば、ピッチの中でも、外でも賢い。(チームのために戦える選手、二人にはそんな共通項を感じますが?)それはあるかもしれませんね。わがままなタイプはちょっと苦手(笑)。話していても、互いにあまり自分が、自分が、って感じにならない。大伍が年上の俺を立ててくれているのも、きっとあるけれど」

 そして西は大谷についてこう語っていた。

「考えてサッカーをしている人と話をすると、サッカーの話題のみならず楽しい。大谷はその感覚がとても合った。間(ま)っていうのかな、会話と同じ。彼も常に考えてプレーしているから、周りに合わせられるのでしょうね。大人な選手」

 鹿島が2016年にリーグ優勝したとき、大谷が贈ったというサングラスを西は今も愛用しているという。意外な組み合わせだが、なるほど、確かに息投合する姿が何となく思い浮かぶ。

 JリーガーからJリーガーへ友人をつなぐ好評連載『Jの輪』。西のつなぐ相手は、サンフレッチェ広島の千葉和彦。今日8月17日夕方に記事をアップします!

文:サカノワ編集グループ

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