ロベカル4ゴール!観客を驚かせた、FKの助走の距離が…

ロベルト・カルロスがFリーグのステージに立つ。今日は公式戦に登場する。(C)FUTSALX

「ずっと思い出に残る試合」。今日Fリーグ公式戦に登場。

[Fリーグ エキシビジョン]F.LEAGUE DREAMS 4-3 AbemaTV DREAMS/2018年9月8日/丸善インテックアリーナ大阪

 元ブラジル代表の名手ロベルト・カルロスが、Fリーグの舞台に立った。丸善インテックアリーナ大阪で開催中の大阪セントラル2日目の9月8日、エキシビションマッチで「AbemaTV DREAMS」の一員として参戦し、1,500人の観衆の大声援に応えて4ゴールを決めた。

 Fリーグが、未来をかけて行ったエキシビションマッチ。「AbemaTV DREAMS」には、元サッカー日本代表DF加地亮、ヴィッセル神戸などで活躍したDF近藤岳登の元Jリーガーコンビ、Fリーグで活躍する現役ブラジル人選手が多数名を連ねた。また、「F.LEAGUE DREAMS」には、元フットサル日本代表監督のアデマール・マリーニョ、サッカーとフットサルの日本代表歴を持つ北澤豪をはじめ、元フットサル日本代表の相根澄、藤井健太、鈴村拓也、村上哲哉、佐藤亮が出場。また、アグレミーナ浜松のGK石黒紘久とエスポラーダ北海道のFP宮原勇哉の現役2選手も加わった。

 12分ランニングタイムの試合は、開始1分に先制点を許した直後、ロベルト・カルロスがさっそく魅せる。最前線まで走り込み、ルイジーニョ(名古屋)からのパスを受け、1タッチシュートを冷静に決めて、「AbemaTV DREAMS」が1-1の同点に追いついた。

 さらに6分、「AbemaTV DREAMS」のボラ(すみだ)が、現役時代さながらのハードディフェンスを見せる「F.LEAGUE DREAMS」の鈴村拓也に倒されて、FKを獲得する。壁には左からマリーニョ、北澤、鈴村、相根が入ったが、ロベルト・カルロスが助走をとると、北澤と鈴村の間がぱっかりと開き、シュートはゴールを守る石黒へ。それでも石黒はこのシュートを止めてピンチを凌いだ。

 1分後、今度は流れの中からロベルト・カルロスがシュートチャンスを掴む。ボラとのワンツーでリターンパスを受けると、マークが一瞬寄せきれなかった。そこを逃さずに左足のトゥーで蹴られたボールには、石黒も反応できず。「AbemaTV DREAMS」がロベルト・カルロスの2ゴールで逆転した。 

 ハーフタイム、日本フットサル委員会の委員長でもある北澤が、外交手腕を発揮。ボラの引き抜きに成功すると、さらにエキシビションの主役でもあるロベルト・カルロスも「F.LEAGUE DREAMS」の一員に取り込んでしまった。

 後半8分、ゴール前やや左の位置で「F.LEAGUE DREAMS」が得たFK。ロベルト・カルロスとマリーニョがFKをける体制をとる。ゴールマウスのGKフィウーザ(湘南)が、悪魔の左足を警戒する中、マリーシアの塊のような64歳が右足のアウトサイドで壁の外側を通すFKをゴールに蹴りこんだ。あまりにも見事だったFKについて、試合中にも関わらず問われると、「試合前にロベカルに『こうやって蹴るんだ』って教わった」と満面の笑みで答え、いくつになってもフットボールの技術は高められることを証明した。

 同点に追いついた「F.LEAGUE DREAMS」は、その1分後にも、急遽、助っ人として出場することになった宇田川雄翔(大阪)のパスを受けたロベルト・カルロスが、逆転ゴールを決めて3-2とリードした。

 ロベルト・カルロスがハットトリックを達成し、このまま試合が終わるかと思われたが、「Abema DREAMS」は、点を取る気満々のロドリゴ(湘南)を投入。ファーストプレーからエンジン全開でゴールを狙いに行った湘南の10番はしっかりと見せ場をつくり出し、残り21秒でオーバーヘッドシュートを決めて、試合を振り出しに戻した。

F.LEAGUE DREAMS」のキックオフで試合が再開されるた直後、軽い接触を見逃さなかった小崎知広国際審判員はファウルをとり、「F.LEAGUE DREAMS」に第2PKが与えられた。キッカーを務めるのは、ロベルト・カルロス。長い助走から強烈なシュートを蹴ることが予想されたが、意外にも助走は短かった。それでも正確にシュートを突き刺し、「F.LEAGUE DREAMS」が4-3で勝利している。

  ロベルト・カルロスは試合後、「素敵な大会に呼んでもらい、プレーさせてもらい、非常に楽しかったです。ありがとうございます。今日の試合は楽しませてもらいましたし、ずっと思い出に残る試合です」と感謝した。

 翌日(9日)に控えたFリーグの公式戦出場に向けても、手ごたえを得られたようだ。「明日ももう一試合あります。今日は楽しむ試合でしたが、明日は勝ち点が懸かっているので、チームが勝つように、そして明日は会場が満員になるように、みなさん、ご協力よろしくお願いいたします。明日は真剣勝負になります。チームメイトになる若い選手たちには、まず楽しむことが大事だと伝えたいです。そして、彼らの若さ、運動量、スピードを生かして、一緒にプレーしたいなと思います」と、話した。

  さらに、明日はどれくらい出場できそうですか? と問われると「全部(40分間)出られますよ」と笑顔。そして「監督がいますから、監督次第です」と、付け加えている。

 ロベルト・カルロスが参戦するFリーグ第13節、Fリーグ選抜vsヴォスクオーレ仙台の試合は、914時半に丸善インテックアリーナ大阪でキックオフを迎える。悪魔の左足が、公式戦でも炸裂する――。

最後はロベルト・カルロスを中心に参加者全員で記念撮影。(C)FUTSALX

記事提供:FUTSALX

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