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【J2】大宮が劇的勝利、町田10戦ぶり黒星、松本暫定首位

決勝ゴールを決めた大宮の河本。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

河本がアディショナルタイムにヘディング弾!

[J2 33節] 大宮 1-0 町田/2018年9月15日/熊谷陸

 大宮アルディージャがFC町田ゼルビア戦、後半アディショナルタイムの河本裕之のヘディング弾で1-0の劇的勝利を収めた。

 町田が多くの時間帯でボールを支配し、一方の大宮もマテウスらがカウンターからチャンスを作り出すものの最後にゴールネットを揺らすことができない。迎えた90+3分、河面旺成の右CK。ボールはGKが飛び出しにくいファーサイドに飛び、DFの前に出た河本がヘッドでねじ込み、ついに均衡を破ってみせた。

 結局、これが決勝点になり、大宮がJ1昇格争いの直接のライバルとなる町田から価値ある勝点3を獲得した。

 決勝点を決めた河本は試合後、「ファーに良いボールが来たので、押し込んでやりました。首位と勝点を縮めるチャンスだったので、しっかり粘り強く頑張って良かったです。(サポーターに向けて)粘り強く勝つことができました、有難うございます」と語った。

 また、10試合ぶりの黒星を喫した町田の相馬直樹は「リーグ戦ですので、全部勝てるわけではない。こうした試合もあります。(選手たちには)最後にうっちゃられたが、自分らしい戦いはできていたので、これを続けていこうという話はしました」と語った。

 一方、松本山雅FCはレノファ山口とスコアレスドローに終わった。勝点61に伸ばした松本は再び町田を勝点1上回り、暫定首位に立っている。ただ町田のほうが消化試合が一つ少ない状況だ。

文:サカノワ編集グループ

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