なるほど…家長昭博がユニフォーム交換した名古屋の選手は?

川崎フロンターレの家長昭博。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

健闘をたたえ合い、がっちりと固い握手を交わす。

[J1 27節] 川崎 3-1 名古屋/2018年9月22日/等々力陸上競技場

 チケット完売の超満員のなかで行われた”風間ダービー”、川崎フロンターレが3-1で名古屋グランパスに快勝を収めた。川崎は他チームよりも消化試合が1試合少ないなか(26日にアウェーで湘南ベルマーレ戦)、首位のサンフレッチェ広島に勝点4差に迫った。

 川崎の家長昭博は4-2-3-1の右サイドハーフで3試合連続フル出場を果たし、この日も勝利に大きく貢献した。今季最多の4本のシュートを放ち2試合連続ゴールはならなかったものの、20分に背後のスペースを突いて、大島僚太のクロスからのオウンゴールを誘発した。

「(名古屋が)攻撃的なチームで、空いているスペースを使えた。いつも通りにやれて、勝つことができた」

 そう淡々と語った家長が試合後にピッチ上でユニフォーム交換をした相手は、今夏まで川崎でプレーし名古屋に移籍したエデュアルド・ネットだった。ともに90分フル出場を果たした健闘をたたえ合い、笑顔を浮かべながら、がっちりと固い握手をかわしていた。

 エデュアルド・ネットは「相手の監督は私の特長を把握していたのでそれを消してくる戦い方をしていました。自分でもそう予測していたけれども、ゲームを作ることが全然できませんでした」と完敗を認めた。そのうえで「ここからすべて勝つつもりで戦います」と古巣との等々力での一戦を経て、再びやる気を漲らせていた。

 タイプは異なるものの、”考えて闘う”ミッドフィルダーという共通項が挙げられる。両チームのある意味、替えの利かないキーマンが見せた試合後のエール交換だった。

文:サカノワ編集グループ

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