圧巻2得点1アシストの中島翔哉。「瞬間の判断」がビッグプレーを生む

切れ味のあるドリブルで前線へと攻め上がる中島(10番)。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

日本代表で語っていた”考えすぎないこと”。

[ポルトガルリーグ 5節] ポルティモネンセ 3-2 ギマランイス/2018年9月23日/ムシニパル

 日本代表にも選ばれるポルトガル1部リーグ(プリメイラ)ポルティモネンセのMF中島翔哉が9月23日、ホームでのギマランイス戦で2得点1アシストと全得点に絡む圧巻の活躍を見せ、今季初の勝点3獲得に大きく貢献した。

 開始5分、ペナルティエリア内で後方からの浮き球のキックを正確にトラップしたあと相手DFふたりを翻弄し、左足でけり込み先制。69分、ペナルティエリア手前でボールを受けると、パウリーニョに正確なラストパスを供給して2点目をアシスト。そして87分、相手クリアミスを見逃さずGKと1対1に持ち込むと、GKの頭を越えるループを選択し、この試合自身2ゴール目を叩き込んだ。

 トラップの高い技術と余裕さえ感じられるゴール前での判断力が光った2得点1アシスト。背番号10にふさわしい文句なしの活躍ぶりだった。

 森保一監督の初陣となった9月11日の日本代表対コスタリカ戦。中島は4-2-3-1の左サイドハーフで先発し、コーナーキックから佐々木翔に合わせた先制のオウンゴールを誘発し、サイドから飛び出しての遠藤航の2点目もアシストした。とりわけ危険なエリアで様々な選択肢から最良の手を選択するアイデアが豊富だった。

 中島はプレーの選択について、次のように語っていた。

「その瞬間、瞬間で決めています。最初からプレーを決めているのではなく、(遠藤の2点目のシーンも)クロスにも、シュートにも行けましたが、良い動き出しをしてくれたのが見えてパスを選択しました」

 先日のコスタリカ戦でも、今回のギマランイス戦でも、ゴール前での落ち着いたプレーぶりが光った。

「良いプレーは自然とできるものと思っています。考えすぎると逆に身体が動かなかったりするので」と、あくまでも”自然体”から柔軟な様々なアイデアが生まれていることを強調していた。

 森保体制下でも、ポルティモネンセでも10番を託された24歳の中島が、その才能をさらに磨き上げている。まだまだその輝きは増していきそうだ。

文:サカノワ編集グループ

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