ヘタフェで不遇を託つ柴崎岳は日本代表の10月シリーズに招集すべきか?

日本代表でプレーする柴崎岳。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ロシアW杯の司令塔が、開幕のレアル戦でフル出場も直近はベンチ外に。

 FIFAワールドカップ・ロシア大会(W杯)の日本代表で中盤の軸を担った柴崎岳が、所属先のスペイン1部リーグ・ヘタフェCFで不遇を託っている。

 開幕のレアル・マドリー戦では4-2-3-1のトップ下でフル出場したものの0-2で敗戦。その後はベンチが続き、4節のセビージャ戦で2-0とリードしたあと、62分から交代出場しそのまま逃げ切りに貢献。だが5節のアトレチコ・マドリー戦をベンチで過ごし、6節のアラベス戦ではついにベンチ外となってしまった。

 ヘタフェのホセ・ボルダラス監督は今季4-4-2を基本布陣として、柴崎のボランチでの序列では4番手。柴崎のことは戦力的に必要な選手であると強調しているが、現状ではまだチャンスを掴めずにいる。

 一方、森保一監督が就任した日本代表は、10月12日に新潟でパナマ代表、16日に埼玉でウルグアイ代表と対戦する。1月のUAEアジアカップに向けて、徐々に欧州組とロシアW杯組、国内組の融合を進めていくという。

 ロシアで日本の司令塔を務め、ハードワークの面でも抜群の貢献をした柴崎。果たして森保監督は、彼を軸と考えてチーム作りを進めるのか。

 それともチームで置かれた現状を考えて、今回は招集せずヘタフェでのトレーニングに専念させるのか。

 また、もしも招集されたならば、3-4-21や4-2-3-1の布陣で、指揮官は彼をどのポジションで起用しようとするのか。

 9月の森保ジャパンの初陣となったコスタリカ戦では、2ボランチのパフォーマンスが光った。遠藤航はゴールを決めるなど攻守両面で活躍し、新キャプテンに任命された青山敏弘は攻撃陣を支えるようにバランサー役をこなした。相手チームのコンディションが決して良くなかったとはいえ、彼らはいきなり、ボランチのファーストセットになり得る可能性を示したとも言える。さらに2列目でも、堂安律、中島翔哉、南野巧実の若いタレントも躍動した。

 チームで出場機会を得られずにいる選手を、森保監督はどのように判断するのか(日本代表で確かめたいと考えるのか、所属先で出場機会を得ていることを選考の前提にするのか)。柴崎の選考の可否は、今後の日本代表のチーム作りの一つの基準となりそうだ。

文:サカノワ編集グループ

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