フットサル日本代表のブルーノ監督がイラン遠征を終え、アジア王者へ「一歩近づけた」と手応え

イラン遠征で背番号10をつけたペスカドーラ町田の室田祐希。(C)FUTSALX

 元10番の仁部屋復帰に、指揮官は――。

 日本代表は9月23日から26日まで行われたイラン遠征での4か国対抗戦、ウクライナ代表、イラン代表、ベラルーシ代表と対戦し、2分け1敗の3位に終わった。特に注目を集めたのが、今年2月のAFCフットサル選手権以来となったイラン戦(イランが優勝、日本が準優勝)。日本は3度リードされながらも追いつき、3-3の引き分けに持ち込んだ。

 全試合を通じて、立ち上がりが悪かったこと、流れのなかで1点しか奪えなかったことなど課題も多かった。ブルーノ・ガルシア監督が、その遠征を振り返る。 

――ウクライナ、イラン、ベラルーシと強豪相手に2分け1敗と1勝も挙げられませんでした。

 4日間で3試合というハードな日程でした。ある程度、厳しいことは予想した中で臨んでいた遠征でした。しかも長時間の移動があり、到着した日に1セッションだけ練習して、すぐに試合でした。ただ、そうしたことを望んでいっていたので、良い設定だったと思います。レベル感としても、私たちの試合結果だけではなく、それ以外の国同士の試合結果を見ても、非常に拮抗したレベルの高いゲームでした。あらゆる意味で厳しい状況を体験して、自分たちを試すことがテーマでしたので、それに対しての結果はよかったと思いました。

――初戦のウクライナは特に強いと感じましたが、3試合とも立ち上がりが悪かったと思いますが?

 特に初戦はそういうことが目立ったかもしれません。どの試合も入りがあまり良くなく、だんだん上がっていった感じでした。そこはこれから継続し、改善しなければいけない課題です。

 ただ試合内容を見ると、すべてが悪かったわけではありません。特にイラン戦は、相手にリードされて追いかける展開でしたが、よく試合を見ていただければ、ポゼッションに関しても私たちが相手を上回るくらいのゲーム展開でした。内容はそんなに悪くなかったと思います。

――AFCフットサル選手権の決勝から多くの主力が入れ替わったイランには、どんな印象を受けましたか?

 私たちもAFCフットサル選手権からは5人が入れ替わっています。私としては相手のいなかった選手、こちらのいなかった選手について、何か言及したり、特別に考えることはありません。

 ただアウェーで互角以上の戦いをして、引き分けて帰ってくることができました。それは事実。AFCフットサル選手権に比べると……という言い方をするなら、彼らに一歩近づいたのではないかという印象です。本当に勝つためには、引き続き取り組みを続けて、改善していかないといけません。

――代表デビューした内田隼太選手の評価は?

 3試合とも厳しい体験をしたと思いますが、彼は代表でこういう役割を担ってほしいと言っている中でデビューできたのはポジティブだったと思います。

――元日本代表の仁部屋和弘選手が復帰しました。

日本フットサル界にとって、すごく喜ばしい出来事ではないでしょうか。

――彼も日本代表のリストに入っていますか?

 もちろん。仁部屋は常に頭に入っています。代表から離れたというより、この数か月はフットサルから離れていた影響はしばらくあるでしょうが、今日見ても、やはり良い感性を持った選手だなというところを見せてくれました。

記事提供:フットサルと言えば、FUTSALX

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