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J2日本人最多得点の徳島・渡大生が故郷・広島に移籍決定!隣に住んでいたのは森重真人、目標は『打倒・広島U-15』だった

「練習を『やらされている』ようではいけない」三浦泰年監督から叩き込まれたプロ意識。

「三浦泰年さんから受けた影響は大きいです。プロとしての心構えを叩き込まれました。練習を『やらされている』ようでは得るものはない、だから常に自分で考えることを求められた。そこは(徳島の)リカルドとも共通していた点です。だから、練習中は頭も体もフル回転する。それが充実していて、1日1日が何かをやり切ったと思えた。プロサッカー人生は1日先も分からない。『1日、1日が勝負だ』と言われていました」

 そういった点を踏まえて、彼は次のようにJ1挑戦への思いを語っていたことがある。

「そこは難しいところですね。個人的にはチャンスがあればと思いますが、ベストは徳島を昇格させてJ1でプレーすること。ただ、ひとつでも上のレベルに挑戦したいという思いは、プロになった時から変わらず持っています」

 結果を残して這い上がってきた24歳のアタッカーが、ついにJ1の舞台に初めて立つ。

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取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI

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