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【2010-17内田篤人ドイツPHOTO集】シャルカーに愛された理由

2015年2月18日対レアル・マドリード戦。試合後、サポーターへ挨拶に赴く内田。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

選手たちを勇気付ける声援。シャルカーに駆け寄る22番。

 ドイツのスタジアムの特徴は、老若男女のサポーターがサッカーを存分に楽しんでいる雰囲気にある。彼らは選手たちへ、大音量の熱い声援を送り続ける。純粋にできるだけ大きく。団結した力強い大声援は選手たちを勇気付け、勝利に向けて戦う原動力となる。

  それでいて殺伐とした空気はない。内田篤人が所属していたシャルケ04のホームスタジアム、フェルティンス・アレーナは訪れるたびに心地よい緊張感に包まれていた。

  写真は2015年2月18日、UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦、シャルケ対レアル・マドリード戦。サポーターの声援は試合後にも続いた。結果は0-2の敗戦となったが、健闘を称える温かい声援に内田がサポーターへと駆け寄る姿だ。背番号22をつけた彼がヨーロッパの中でも熱狂的で知られるシャルカーに愛されていた理由が、その一体としたシーンからも伝わってくる。

文・徳原隆元
Text by Takamoto TOKUHARA

Posted by 徳原 隆元

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