スペイン2部レオネサに移籍する井手口陽介が感謝した、遠藤保仁、今野泰幸…4人のボランチ

北朝鮮戦の後半アディショナルタイム、決勝点を決める井手口陽介。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

イングランド2部リーズに完全移籍し、「ビザにかかなわらず」1年間レンタルに。

 ガンバ大阪の井手口陽介が1月4日、イングランドチャンピオンシップリーグ(実質2部)に完全移籍することが正式発表され、記者会見に臨んだ。その冒頭、G大阪の山内隆司社長は「なおイングランドでのビザを申請中ですが、申請の結果を問わず、スペインのクルトゥラル・レオネサに期限付き移籍する予定です」と説明した。

 井手口は「中学高校からプロを合わせて9年間、このチームでお世話になっていなければ、絶対に今はなかったと思っているので、とても感謝しています。勝たせる選手になってタイトルをたくさん獲りたかったが、さらなる成長を求めて挑戦したい気持ちが勝った」と説明。6月のFIFAワールドカップ・ロシア大会への出場を考えると、リスクがあるのではないかという問いに対しては、「もちろん選ばれたい気持ちはありまず。ただ、まずどれだけ自分がもっともっと成長できるかが、選出されるかにもかかわってくると思う。少しでも成長して選ばれるように頑張っていきたい」と語った。

 2013年に2種登録され、高校3年時の14年にはプロ契約を結び、さっそくルヴァンカップにも出場。15年にリーグ戦8試合に臨み、16年に22試合、17年に30試合と出場数を増やしていった。

 クラブへの感謝を口にしていた井手口だが、特にプロ1年目に一緒にプレーした先輩たちへの想いを語っていた。

「1年目から自分のポジションには、ヤットさん(遠藤保仁)、今さん(今野泰幸)、明さん(明神智和)、オグさん(小椋祥平)という異なる特徴をもった選手がいて、みんなの良いプレーを吸収する気持ちで毎日練習していたことが、今につながったと思っています」

 確かにいずれも武器を持ったボランチであり、彼らの良い部分を合体させると球際に強くてゴールも奪える――井手口陽介が出来上がる感じがする。G大阪での9年間をベースに、世界へと羽ばたく。

文:サカノワ編集グループ

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